北斗の拳のラオウになれる!コンセプトが大ヒットの予感?「ノースサファリ札幌」動物園
コラム
主婦共感×PR
2023.02.27

北斗の拳のラオウになれる!コンセプトが大ヒットの予感?「ノースサファリ札幌」動物園

「“あの馬”にまたがり、北斗の拳のラオウになりきれる!」

たまたま通勤時間にニュースを流し読みしていると、このようなタイトルの記事を目にしました。

特に代わり映えのないニュースの中で、ひときわ異彩を放っていたこちらの記事。
コスプレをした中年男性が黒い馬にまたがった写真と共に「“あの馬”に乗ってラオウに~」という強烈なキャッチ。ビジュアル的にもインパクトがあり、ついつい目にとまってしまいました。

記事をよく読んでみると、体験型ふれあい動物園のノースサファリサッポロ(北海道札幌市)が最近開始し始めたラオウになりきれるといった斬新な新サービス。
このラオウのサービスのように、流し読みしていても目について、ついつい読みたくなるようなコンテンツ作りがPRにおいて、とても重要になってきています。

さっそく、女性PRプランナー「はっしー」こと橋本がご紹介しますね🔥

 

情報を発信するだけではだめ!注目を集めない記事は価値0

コンテンツのアイデアたち

何もしていなくても情報がめまぐるしく入ってくるこの時代に、注目されない情報は価値が全くないといっても過言ではありません。

インターネットが普及する前は情報が入ってくるツールが限られていたため、CMなどの広告を打ち出しておけば、集客や売り上げに簡単につながりました。しかし、インターネットが発達した今、情報収集のツールは多様化し、一つ一つの情報に注目する時間はどんどん削られているのです!

では、その莫大な情報の中でも埋もれず、注目を集めて読まれる記事とはどのようなコンテンツなのでしょうか?

■瞬発的な注目を集めるには?

「注目」の中には短期的な注目と長期的な注目があります。WEBで注目を集めるには短期的な注目が必要になるのです。

斬新で目を引くようなビジュアルや音や色で視覚や聴覚を刺激するもの、強烈なキャッチコピー、これらが瞬間的に人々の最初の興味を引かせるにはとても効果的なのです。今回のラオウの記事の場合だと、キャラクターになれるだけでは、普通のコスプレに終わってしまい取り上げられることはなかったでしょう。

また、乗馬だけでも何も目新しくありません。強烈なインパクトのコスプレ×乗馬というインパクトが合わさったことにより、意外性、新規性が生まれ、このラオウの記事を注目させたのでしょう!

■ついついシェアしたくなるコンテンツ作りを!

コンテンツを作りにおいて、やはり気になるのは目に留まるだけではなく、それがシェアされるかどうかではないでしょうか?人が共有したいという心理にはさまざまな理由があります。

「有意義な価値のある情報を共有したい 」 「自己の承認欲求を満たしたい」 という心理、はたまた「自身の感情を共有したい 」 という心理などです。これらの共有したいと思う心理に訴えるようなコンテンツ作りを常に意識することが、バスるコンテンツに最も必要な考えなのです。今回紹介したラオウの場合だと、驚きや面白いという感情に訴えかけたことが、シェアやメディアで広がった理由と言えるでしょう!

 

まとめ コンテンツ作りをマスターすれば億単位の価値も生み出せる

戦略と男性

おもしろさや、感動、驚きなど一瞬で注目を集めるコンテンツには、人々の感情に瞬時に影響するような内容が大事ということが分かったのではないでしょうか。

成功するコンテンツ作りは難しくもありますが、流行りやバズらせるといったPRの活動においてとても重要な能力です。どのようなキャッチや内容が流行るのかをPDCAサイクルを回していくことにより、良質なコンテンツ作りを可能にしていきます。コンテンツ作りがうまく行けば、広告費用などをかけずに、何億という価値を生み出すことができるのです。
そう思うと、少しわくわくしてきますよね!
いつかこのコラムを見た方のバズるコンテンツを目にすることを楽しみにしています。

*こちらの記事もあわせて読みたい⇒炎上コンテンツ「タピオカランド」の不思議解明!


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

①:東洋経済オンラインでの連載記事
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