ソーシャルメディアで拡散する広告利用や投稿時間は?訪問者を呼び込む工夫とコツ
コラム
主婦共感×PR
2020.07.13

ソーシャルメディアで拡散する広告利用や投稿時間は?訪問者を呼び込む工夫とコツ

ソーシャルメディア上で、多くの訪問者を生むようにするにはどうしたら良いでしょうか? そのためには、投稿時間や広告に工夫をこらすことが大切です。

また、ソーシャルメディアがいくら情報伝播力が高いといっても、コンテンツがなければそのサイトに興味を持ってくれる訪問者は来ません。それ相応のコンテンツを用意する必要があります。詳しく見ていきましょう。

広告を利用するのも効果的

Webサイトで何らかのキャンペーンを行うときなど、ソーシャルメディア上でプロモーションのためにターゲットユーザーに確実にコンテンツを届けたいというのであれば、広告を活用するというのも効果的な手段です。

Twitterならプロモーション広告、FacebookならFacebook広告というものが存在します。ソーシャルメディアではコンテンツがいいからといって自動的に人が集まるというわけでもありません。ある程度のいいねや、フォローしている人数が必要となります。確実に訪問者を増やしたいキャンペーンであれば広告を使うというのもひとつの手です。

逆に、お客さんとの関係性を深めたいコンテンツは通常の投稿にするなど、使うときと目的で広告を使用するかどうか検討しましょう。

 

ユーザーの活動時間に合わせて投稿する

ソーシャルメディアでは、タイムライン上に次から次へとコンテンツが流れていきます。そのため、ユーザーがチェックしていない時間帯に投稿しても、コンテンツが読まれずに埋もれていってしまいます。

■ユーザーの利用時間に合わせて投稿

Twitterアカウントをフォローしている人がどの時間帯にツイートしているかの分布を計測してみると、曜日や時間帯によってフォロワーの活動時間が大きく異なっていることがわかります。

例えばある企業のフォロワーは、出勤直後と思われる10時前後にTwitterで活動していることが計測によりわかったとします。すると、この時間で記事を投稿することで、フォロワーの目にも止まりやすくなるという推測が成り立ちます。せっかくプランニングしたコンテンツも、ターゲットユーザーが利用していない時間帯に投稿したとしたら、十分な効果は得られないことでしょう。ターゲットユーザーに見てもらいたいコンテンツは、ユーザーの利用時間に合わせて投稿するようにしましょう。

■興味を引きつつ継続的な関係も築く

ソーシャルメディアの情報伝播力がいくら強いからといって、何も考えずに発信しても誰も見てくれません。多くのソーシャルメディアはタイムラインにどんどん新しい情報が流れてくるフロー型の構造となっています。

次から次へと情報が流れていくので、うまく訪問者の興味を引かないと読んでもらうことすらままなりません。占いなど誰もが興味のありそうなコンテンツを用意すれば一時的に目を引くことはできますが、その後、継続的に自社の情報に興味を持ってもらえるかというとそうでもありません。

ソーシャルメディア活用のポイントは、興味関心の獲得、好感度のアップ、信頼性の向上の3点です。あくまでも自社のサービスや商品を購入、利用してもらえそうな立場の目線に立って、役立つ情報や欲しい情報を考えて提供できるようにプランニングをしましょう。

■検索ニーズとは異なる視点でコンテンツを考える

ソーシャルメディア向けのコンテンツにおいては、必ずしも検索ニーズに沿ったテーマを置く必要はありません。

例えば、「表参道でかわいい店員さんが多いカフェ特集」というコンテンツを作成したとします。SEOの観点から見ると「表参道 カフェ」に検索ニーズがあっても、「表参道 カフェ かわいい店員 多い」などと検索する人はまずいないので、検索流入から継続的な集客には貢献しません。

しかし、こういったキャッチーなコンテンツをきっかけに今までサイトに訪問したことがなかった見込み顧客と関係性が生じることもあるのです。

■B2B企業はソーシャルメディアの利用が有効

実際には検索されないけれど、訪問者の役に立つコンテンツとして代表的なジャンルにB2Bの商材があります。B2Bの商材は明確な検索ニーズが少なく、商材やサービスによってはSEOが効果的ではない可能性も考えられます。

しかし、ソーシャルメディアでは検索される必要はないのです。商材によるマーケティングデータやホワイトペーパー(分析情報)の公開、ツールの使い方や裏技など検索エンジンで検索されないけれど、作り手だから伝えられるニッチな情報や役立つ情報をソーシャルメディア上で提供し続けることでお客さんとの関係性をより深いものにすることができます。

 

ソーシャルメディアはコンテンツ次第で集客装置になる まとめ

コンテンツをソーシャルメディアに投稿するだけですぐに訪問者が増えるというわけではありません。広告を活用したり多くのユーザーがチェックしている時間に投稿するなどして、多くの人に読んでもらえるように工夫する必要があります。

また、ソーシャルメディアでは情報伝播力を生かしたコンテンツを作成することで集客が可能です。サイト内にユーザーの興味を引くコンテンツを用意して、ソーシャルメディア上でどのように情報を発信すべきなのかについて解説しました。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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