プレスリリースとは?戦略的な作り方、発送手順、メリットデメリットまですべて解決
PR戦略とは
3分で分かる「PRの基本」
2019.08.07

プレスリリースとは?戦略的な作り方、発送手順、メリットデメリットまですべて解決

パブリックリレーションとプレスリリース

プレスリリースとはメディアに対し自社の商品・サービスなどを伝える場合に用いられます。

インターネットの普及により、SNSや自社の媒体などで情報を伝えることも多くなりましたが、いまだにメディアに宣伝してもらうプレスリリースの効果は健在です。そこで、今回はプレスリリースをまとめて解説していきます。

 

ちなみに、私は15年近くテレビ放送作家として「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」などの人気番組、また編集長として日本テレビ「ストーリーランド」や月間200万ビューを誇る情報サイトを手掛けてきました。

今回はそうした経験やノウハウを踏まえて、プレスリリースとは?の基本的な部分から、広報担当者なら知っておきたいプロジェクト実行方法やステップ、作り方のポイントやオススメ書籍まで詳しく紹介。他では読めない実践的な内容に仕上げています。ぜひお楽しみに。

*「めざましテレビ」「王様のブランチ」元放送作家で35万部ベストセラーの著者プロフィールはこちら

 

プレスリリースとは?

PRと新聞

そもそも、プレスリリースとはなんでしょうか?

簡単に一言でいうと、メディアに向けた企業・団体の公式発表をプレスリリースといいます。
近年では、リリースの内容はウェブ配信サービスや、自社メディアなどへのプレスだけでなく、SNSなどを通じて直接消費者の目に止まることも多くなってきています。そのため、ニュースリリースと呼ばれることも増えてきました。

また、インターネットが普及した現在では、紙媒体よりもスマホでニュースを見ることが多くなっています。
それでも元をたどれば、プレスリリースは新聞や雑誌、テレビなどのメディアを通して提供されてきました。独自の視点で提供しているウェブニュースサイトを含め、今でもメディアから取り上げてもらうためにプレスリリースを作成し、送付するのが基本です。

送る方法として、郵送、FAX、電子メール、サイト専用フォームなどを利用します。

■プレスリリースの目的

プレスリリースをメディアの種類別に送る目的は、メディアに「取り上げたい」と思ってもらうためです。
メディアから取材をしてもらえれば、宣伝効果が見込めます。しかも、広告枠を購入する場合とは違い、掲載されてもメディア側から料金を請求されることもありません。プレスリリースは、費用対効果が高い施策だといえます。

*参考リンク:メディアの種類と影響度を知ろう

■プレスリリースが存在する理由

メディアは常に新しい情報を求めています。とはいえ、常に探し続けていたとしても限界があります
しかし、プレスリリースがあることで向こうから情報が飛び込んできます。メディア側としては非常にありがたいものなのです。一方、提供側や企業側もプレスリリースを送ることによって、メディアに取り上げられるメリットがあります。つまり、プレスリリースがあることで、メディア側、提供サイドや企業側の双方が満足する仕組みになっています。

 

どうしてプレスリリースが必要なのか?

自社で売りたい商品や知ってもらいたい活動があるのに、知名度がないため売れない、人が来ない……。
そんな時にメディアを使ってあなたの活動を世間に知らせてくれるのが「プレスリリース」でした。

認知度を得るだけなら新聞などに掲載される「広告」がありますが、広告とプレスリリースは以下のような違いがあります。

1:広告は掲載費用を媒体側に支払わなければならないが、プレスリリースは取り上げてもらえれば無料で掲載ができる。

2:広告はあくまで広告なため読者の反応が薄い場合もあるが、プレスリリースは記事として掲載されるため信頼度が高くなる。

3:広告は確実に掲載されるが、プレスリリースは新聞社やニュースサイトに選ばれないと掲載されない。

4:掲載内容も自分の意図していたことが書かれていないといった、自分でコントロールできない部分が発生する。

そのほか、投資家会社などのベンチャーキャピタルから出資の話が舞い込む、社員もモチベーションが上がる、採用PRに繋がる、社員のご両親が喜ぶ、などの副次的な波及効果も期待できます。

いっぽう、無料で掲載できて、高い効果を得られるとされているプレスリリースでも、扱いにくい部分もあるわけです。
広告との違いも含め、その特徴はしっかり把握しておくとよいでしょう。

 

プレスリリースの発送方法

ニュースを読む人々

プレスリリースを発送する方法は大きく分けて7つあります。
これですべて網羅しているといっても過言ではありません。1つずつ説明していきましょう!

  1. FAX
  2. 郵送
  3. 電子メール
  4. サイト専用フォーム
  5. 記者クラブへの投げ込み
  6. 報道機関への直接持ち込み
  7. プレスリリース配信サービス

 

FAX

従来のプレスリリースではよく使われていた方法で、今でも新聞社やテレビ局などの現場では使われています。
FAXはページ単位で送ります。複数ページになるとバラバラになるために1枚にまとめたほうが良いともいわれ、内容量を気にする必要があります。また、メディア側のFAX番号を探し当てる必要があります。新しいメディアであるウェブメディアでは、アナログであるFAXはあまり使われることがありません。

郵送

新聞社やテレビ局、雑誌社ではまだまだ健在の方法です。送付する量もコントロールしやすいことがメリットです。
手間がかかる郵送だと重要な情報があるに違いないと考えてつい読んでしまうメディア担当者もいますので、工夫次第でもありますが開封率は高い傾向にあります。一方、ウェブメディアなどの新興メディアだとFAXと同じくあまり歓迎されない傾向にあります。

電子メール

現在、もっと一般的になった送付方法が電子メールによるプレスリリースです。
手軽に送ることができる電子メールは、受け取るメディア側も破棄することが簡単という両者のメリットがあります。その一方、手軽なだけに安易なプレスリリースの乱発が起きている事実も見逃せません。

サイト専用フォーム

メディアへの電子メールアドレスが分からない場合などに使用するのが、サイト専用フォームからのプレスリリースの送付です。
プレスリリースだけではなく、サイト全体の投稿フォームのために、メディアの担当者が見ていない可能性があります。

記者クラブへの投げ込み

全国各地にある県庁や市役所には「記者クラブ」があります。その「記者クラブ」に印刷したプレスリリースを持ち込む方法です。
印刷したものを直接メディア担当者に渡すことができるので、プレスリリースが読まれやすいというメリットがある一方、宣伝色が強いプレスリリースを提出してしまうと、それ以降相手にしてもらえない可能性があるというデメリットがあります。

*関連リンク:記者クラブへの投げ込みって効果あるの?方法は?

報道機関への直接持ち込み

新聞社やテレビ局、雑誌社に直接出向いて、プレスリリースを手渡す方法です。
受け取ってもらえれば読んでもらえる可能性が高いメリットがある一方、メディア側も忙しいため会ってもらえないことのほうが多いでしょう。メディア担当者との面識や、誰かの紹介がないと難しい方法です。仮に会ってもらえたとしても、宣伝色の強いプレスリリースを渡してしまうと、今後は相手にされない可能性もありますので注意が必要です。

プレスリリース配信サービス

最近、急激に増えているのがプレスリリース配信サービスを利用して、プレスリリースをメディアに送る方法です。
費用が手軽で一度に大量のメディアに送ることが可能、プレスリリース配信サービス会社にプレスリリースの添削、送付先であるメディアの選定などを依頼もできるので楽というメリットがあります。一方、自社の商品・サービスとマッチしていない複数のメディアにプレスリリースを送ってしまうというデメリットもあり、運用には注意が必要です。

*参考リンク:プレスリリースの4つの配信方法紹介

 

注目されるプレスリリースの作り方

企業と人

メディアには大量のプレスリリースが届きます。
その中から読んでもらい、採用されるためには、単に情報を羅列するだけではなく、読まれるプレスリリースの作り方をきちんと覚えて、随所に工夫をする必要があります。メディアは公共的視点から宣伝色の強いプレスリリースは採用しないのはもちろんのこと、担当者が「面白い」「ぜひ取材をして視聴者に伝えたい」と思わせなければなりません。

そのために、ニュースの価値を上げる必要がありますが、以下の要素があると読んでもらえる可能性が高くなります。

●時流に乗っていること
世間で話題になっていること、多くの人が興味をもっていること、あえて時代に逆行していることなどを盛り込みます。

●斬新的であること
新しく、画期的で、アイディアに富んでいるような内容を盛り込みます。

●希少価値があること
唯一、他にはない、珍しい、優れている、ユニークなど希少価値があることを盛り込みます。

●実利・実益があること
視聴者(読者)にとって、利益がある、役に立つ、商品などが当たるなど、実利・実益があることを盛り込みます。

●季節感がある
季節限定、その季節と関連する、季節を感じさせるなど、季節感がある内容を盛り込みます。

●今までで一番
業界初、日本初、世界初、地域初、最多、最小、最大、最短、最長など、今までで一番の内容を盛り込みます。

●将来性を感じる
伸びそう、広がりそう、大きくなりそう、一般化しそうなど、将来性を感じる内容を盛り込みます。

●人の心が動く
ストーリー性がある、感動する、びっくりする、感心する、心温まるなどの内容を盛り込みます。

 

プレスリリースの3つのメリット

働く若い女性

プレスリリースは、企業・団体側にとって3つのメリットがあります。それは「コストがかからない」「高い信頼性を獲得できる」「「情報を一気に拡散できる」です。

1.コストがかからない

プレスリリースは、メディアに採用され取材されたとしても、広告とは違い費用がかかりません。
郵送代、印刷代などの費用しかかかることはなく、電子メールを使用すれば限りなく無料に近いコストで送ることが可能です。

2.高い信頼性を獲得できる

宣伝色の強い広告と違い、メディアが取り上げるという事によって情報の質が担保されます。
なぜなら視聴者はメディアが中立性を保っており、メディアのフィルタリングを通した優良な情報だと認識しているからです。

3.情報を一気に拡散できる

テレビ・新聞、大手ウェブメディアに取り上げてもらえることで、大量の人に一気に情報を伝えることが可能です

*この記事も参考になるかも:勝手に広がる情報の作り方(出典:Logmiメディア)

 

プレスリリースの2つのデメリット

プレスリリースにはメリットがある一方、デメリットも存在します。
「記事の内容をコントロールできない」「記事にしてもらえるか分からない」などがあげられます。

1.記事の内容をコントロールできない

プレスリリースをとおして、メディアが取材してくれたとしても、自分の希望どおりの内容になるとは限りません。
あくまでもメディア側は客観的な視点での報道を意識します。そのため、メディア側にとって都合のいいように加工されたとしても覚悟するしかありません。
情報元がコントロールできないからこそ、視聴者(読者)は安心して見ることができるともいえます。

2.記事にしてもらえるか分からない

新聞社やテレビ局には毎日大量のプレスリリースが届きます。その数は電子メールの普及もあり、年々増加傾向にあります。
そのため、ますます競争率が高くなっているのが現状です。仮にその競争率を勝ち抜いたとしても、自分が報道して欲しいタイミングとは違う可能性もあり、その点ではデメリットです。

 

プレスリリースの形式は

インタビューを受ける人

プレスリリースに様式はあるのでしょうか。実は、様式は決まったものがありません。
メディア側にとってみれば、必要な情報があればどのような様式でも問題はないのです。

とはいえ、メディア担当者も忙しいので、無駄に長くしたような文章は嫌われます。FAXで送付する場合は、バラバラになってしまうため、1枚に簡潔にまとめたほうが良いという意見もあったのですが、電子メールが主流になってきた今、あまり長さにこだわる必要はないようです。とはいえ、ある程度の書き方がありますので参考にしてみてください。

*参考記事:「ワールドビジネスサテライト」元ディレクターがこっそり教える!テレビを呼び込む禁断のプレスリリースの書き方

プレスリリースにかかる費用はほとんどナシ

プレスリリースによって、メディア側から取材、掲載されたとしても請求はありません。
広告代理店などを通して広告枠を買うのとは違い、プレスリリースはメディア側から取材をしたいと思う場合にしか掲載されません。あくまでもメディア側の意図に応えるカタチですので費用が発生しないのです。

かかる費用といえば、プレスリリースを発送する際、FAXで送れば電話代、郵送で送れば切手代など。わずかなお金で行うことができるのがプレスリリースの魅力です。

プレスリリースとニュースリリースとの違い

最近、プレスリリースに近い言葉でニュースリリースということが言われるようになりました。
内容自体はこの2つは何も変わりません。では、何が違うかというと対象が違います。プレスリリースは、プレス(メディア)に対して送るもの。一方ニュースリリースは、自社で一般のお客様向に対してニュースを発表したものです。

プレスリリースを送るべき理由

コンスタントにプレスリリースを送っている会社を見ると、プレスリリースの効果を実感していると感じます。
広告と違い、取材されて掲載されるプレスリリースの内容は、視聴者(読者)からの信頼も厚いのです。広告と違い、プレスリリースは計算が立たないところが多いのですが、それでも消費者の信頼を勝ち取る意味ではなくてはならない手法なのです。

*参考リンク:プレスリリースの配信スタンド13社の徹底比較

 

プレスリリースの必要性を評価する6つのチェックポイント

説明をする女性

プレスリリースを配信する段階になると、今度はメディアに送付しようとしているプレスリリースのストーリー(内容)は有用なのかという疑問がでてきます。ここでは自社で行う場合、やった方が良いセルフチェック項目を以下の6つとりあげます。

  1. 一般社会にとってこの内容は有用なのか
  2. 自分自身がイケてる内容だと思うか
  3. 顧客があなたの会社のストーリーに喜ぶか
  4. 掲載してもらいたいメディアと自社のストーリーの相性は良いか
  5. 伝えてほしいジャーナリストと自社のストーリーは相性が良いか
  6. 未来意図ってこの内容は可能性があるのか

 

1.一般社会にこの内容は有益なのか

あなたの会社が提供しようとしている内容が、一般社会にとって必要かどうかを検討します。
自社の中だけで考えると、これは価値があると思っても、一般社会では価値がないかもしれません。

2.自分自身がイケてる内容だと思うか

会社内では盛り上がっている内容だとしても、あなた自身があまり乗り気でないかもしれません。
その時は、努めて冷静になり何に引っかかっているか検討してみると良いでしょう。

3.顧客があなたの会社のストーリーに喜ぶか

あなたの会社の顧客は今回提出するストーリーを見たら、喜ぶでしょうか?それともガッカリするでしょうか?ガッカリすると感じたら、なぜそう感じたかを考えてみましょう。

4.掲載してもらいたいメディアと自社のストーリーの相性は良いか

あなたの会社のストーリーと掲載して欲しいメディアの論調の方向は同じ方向でしょうか?方向が同じでなければ掲載されないかもしれません。

5.伝えてほしいジャーナリストと自社のストーリーは相性が良いか

あなたの会社のストーリーと、伝えてほしいジャーナリストの論調は同じ方向でしょうか?方向性が違うと、批判的に捉えられてしまうかもしれません。

6.未来にとってこの内容は可能性があるのか

現在、世界中が環境破壊や地球温暖化に強い関心があります。また、それにともない自然災害や人口問題、公害、食糧問題が注目を集めています。こうした未来課題を解決する社会性の高いストーリーはメディアの強い関心を集めることができます。

 

オススメ!プレスリリースを学ぶのに参考となる書籍8冊を紹介

最後にプレスリリースについてより詳しく知りたい人のために、オススメ書籍をご紹介します。

自社でプレスリリースを出して集客や認知度を上げよう!そう思った時にまず考えるのはセミナーに参加することかもしれません。
しかし、それでも敷居が高いものです。そんな時におすすめなのは、本を読んでみることです。現在はたくさんの書籍がでていますので、十分に学ぶことができます。最後にプレスリリースを作成する際に役に立つ参考書をいくつかご紹介します。

プレスリリースのやり方を覚えれば1回の成功だけでなく、繰り返し別の商品やサービスにも応用できるスキルとなります。一度学んでしまえば、必ず心強い味方となってくれるはずですよ。

 

◎共感PR(朝日新聞出版社)

引用画像_共感PR(朝日新聞出版)

*引用:共感PR

こちらは私の著書になります。自薦で申し訳ありませんが、業界20年のキャリアを注ぎ込んだ渾身の一冊となっています。
台湾、中国でも翻訳され人気を得て、日本中に共感PRブームを起こしました。収録されている内容は主に以下です。

・プレスリリースを戦略的にクリエイティブする8×3の方法
・プレスリリースでバズを仕掛けて世の中を動かす3つの法則
・テレビや新聞を動かすプレスリリースの作り方
・予算をかけずに成功した豊富なPR成功事例

詳しくは、共感PRの手法を紹介したこちらのサイトから内容の一部抜粋が読めます。興味がある方はのぞいてみて下さい。
*関連リンク(外部):プレスリリース1つで日本中にクチコミを広げる!朝日新聞メディアの共感PRの記事

 

◎実践! プレスリリース道場 完全版 (月刊広報会議MASTER SERIES)

引用が増_実践! プレスリリース道場 完全版 (月刊広報会議MASTER SERIES)

*引用:実践!プレスリリース道場

日本で唯一の広報実務者のための専門誌『広報会議』の人気連載を書籍化した本です。著者は10年近くプレスリリースの技法や広報のノウハウを分析・検証してきたPRコンサルタントの井上岳久氏。

・リリースの書き方をマスターしたい!
・商品のどこをPRすれば反応があるのか?
・メディアが欲している情報とは?

といった疑問に答えてくれる一冊です。大手企業の事例が多く載せられているだけでなく、業界・企業規模別の優れたリリースも網羅しています。赤城乳業のガリガリ君やフィリップスのノンフライヤーといった誰もが知っているヒット商品のリリースは見ているだけで面白いです。どういった戦略で作られたのかを考えながら読めば、参考になる部分がたくさん出てきます。また身近な企業の事例だと、読み物として見るだけでも面白いです。

 

◎デジタルPR実践入門 完全版 (月刊広報会議MASTER SERIES)

引用画像_デジタルPR実践入門 完全版

*引用:デジタルPR実践入門

この本も『広報会議』の人気シリーズを書籍化したものです。業界を牽引する20人の執筆陣がプレスリリースだけでなく、SNSの活用法や自社サイトの改革方法、さらには炎上対策(ソーシャルリスク)まで解説しています。

・ブロガーやwebメディアに響くプレスリリースを書きたい。
・Web上で自社ブランドや商品を認知させたい、バズらせたい。
・Yahoo!ニュースに掲載される方法が知りたい。
・SNSや自社サイトをリニューアルして集客に活用したい。

といった悩みがあるならこの本がピッタリです。テレビや新聞向けではなく、Yahoo!ニュースといったwebメディアや人気ブロガーなどに響くプレスリリースを書きたい方におすすめしたい内容となっています。豊富なデータや図解、ケーススタディもあるため非常にわかりやすいです。

*参考リンク:SNSの広報活用には3つの戦略が必要不可欠って知ってる?

 

◎タダで、何度も、テレビに出る! 小さな会社のPR戦略(DO BOOKS)

引用画像_タダで、何度も、テレビに出る! 小さな会社のPR戦略 (DO BOOKS)

*引用:小さな会社のPR戦略

中小企業だからこそテレビに出られるチャンスがある!著者は「ワールドビジネスサテライト」「ガイアの夜明け」を担当した元ディレクター。何万件ものプレスリリースを見てきたマスコミ出身の方が書いた本です。

小さな会社の持つ最強の武器とは、ずばり『ストーリー』です。創業した時の苦労話、商品の開発秘話、会社の経営が傾いた時、次世代への事業承継など、中小企業はマスコミが好むネタの宝庫。

ですが多くのPRは商品やサービスがどれだけすごいのかをアピールしたものばかりで、マスコミはよほど画期的なものやサービスでない限り取り上げることはありません。しかしストーリーがあれば、これといった特徴のない商品、まったくの無名会社、notカリスマ経営者であっても大企業と互角以上に戦えます。

この本では中小企業がマスコミ露出を勝ち取るためのプレスリリースを、3つのストーリー戦略(社会軸・社長軸・組織軸)で解説しています。番組を作成していた人の目線から多くの事が語られているため、プレスリリースの書き方だけでなくブランドを高めるテレビの出演方法なども紹介されています。この本を読めばテレビ出演が決まった時にも冷静に対応ができること間違いなしです。

 

◎A4一枚であなたの会社が有名になる方法

引用画像_A4一枚であなたの会社が有名になる方法

*引用:A4一枚であなたの会社が有名になる方法

「プレスリリースで新たなビジネスチャンスを広げてみませんか?」というシンプルかつ直球なタイトルの本書は、報道の第一線で活躍していた元ニュースキャスターの方は書いています。

自身の取材経験をもとにマスコミに取材される裏側、テレビ局に選ばれるネタ出し、テレビが注目するPRの仕方などを知ることができ、「取材する側」の視点でどのような部分が取材のポイントになるのかを具体的に紹介してくれています。

また、テレビ局でニュースがどのように作られているかといった、テレビの裏側について紹介する元ニュースキャスターならではのアプローチで、A4用紙1枚のプレスリリースの概要や文章の書き方、プレスリリースの具体的な事例を解説。自社商品の強みを見つける方法や取材をされやすくなるためのテクニック、取材後のフォローにも触れておあるあるり、「取材をされたらこうなるのだな」というイメージがつきやすく、実践的な内容となっています。

 

◎新聞に必ず取材されて記事になるたった一つの方法

引用画像_新聞に必ず取材されて記事になるたった一つの方法

*引用:新聞に必ず取材されて記事になるたった1つの方法

あなたのプレスリリースが取り上げられ、新聞に「記事」として載るため、どのようにマスコミにアプローチすればいいのか?というノウハウをまとめたのがこちらの本です。思わず目を引くプレスリリースと、一瞬見ただけでスルーするプレスリリースの違いを知り尽くした著者は元新聞記者。記事・取材をするかどうかを決めるのはマスコミの記者です。記者のアイディアと着眼点、その思考を逆手に取りマスコミにアプローチする側の方法を伝えています。

マスコミの記者はどんな取材をするのか?
どのような商品がマスコミの注目を集めるのか?
新聞は大手がいいのか地方紙がいいのか?

といった元記者だからこそ答えられる質問に対し、実例を見ながら書くプレスリリースや記者に見てもらえるプレスリリースの秘訣、記者からの問い合わせ対応方法など、即効性の高い学びを提供してくれます。また記者目線のため、PR会社とは異なる視点で語られている点も勉強になります。

 

◎手紙を書いてマスコミにPRする方法

画像引用_手紙を書いてマスコミにPRする方法

*引用:手紙を書いてマスコミにPRする方法

プレスリリースの書き方の1つとして、この本を提案します。大事な人に送る手紙のような書き方でマスメディアにアプローチしてみる、「お手紙プレスリリース」です。

マスコミ記者は気づいています。「どうやって無料でマスコミを宣伝に使ってやろうか」という考えを。プレスリリースの見た目は良い感じにまとまっていても、中身の「心」が感じられないから取材する気になれない。それは誰もが知るような大手企業のプレスリリースでも、こういうものが大半です。

そこで真摯に仕事に取り組む姿勢や想いを、「手紙」という形で出してみればマスコミ記者の心を打つにちがいない。たとえ規模は小さくても、真摯な思いを持って事業に取り組んでいることを文章として伝えたらどうなるだろうか?というアプローチの方法でプレスリリースを出すというのが本の大まかな内容です。マスコミ記者と共感し、つながりをつくることでお互いにとって良い関係を築けるため、結果的に取材が増えるという好循環が発生します。

 

◎地方の中小企業が全国ブランドになるための広報PR パブリシティ戦略

画像引用_地方の中小企業が全国ブランドになるための広報PR パブリシティ戦略

*引用:広報PRパブリシティ戦略

マスコミ記者は地方で頑張る中小企業が持つユニークなネタを待っている!たった1枚のプレスリリースでメディアを味方につけるノウハウが詰まった本書。その大きな特徴として、有名企業ではなく地方の中小企業目線で書かれていることがあげられます。

なぜ大企業ではなく中小企業がプレスリリースを出すのに有利なのか?という理由からメディアが歓迎するネタの見つけ方、取材をしたくなるプレスリリースの書き方と行った具体的な手法を紹介しています。「残念すぎるプレスリリース」など失敗に近い事例もあるので一見の価値アリです。

また地方の企業が実際に全国メディアから取材を受けた実例をいくつかピックアップしており、プレスリリースの経験がない人でも参考にできる部分がたくさんあります。中小企業とマスコミ記者がWin-Winの関係になることは企業の飛躍につながり、記者も良質な情報を提供できるようになります。そのための第一歩は、たった1枚のプレスリリースから始まります。

なお、プレスリリースの情報の作り方について知りたい方は以下のコンテンツもチェックを。

*外部リンク:メディアに取材される秘訣ってあるの?(出典:INOZUtimes)

 

まとめ プレスリリースとはアイディア次第で中小企業が大企業と対等に戦う武器

インタビューのシーン

プ「レスリリースとは?」というあなたの疑問に答えるために、基本的な知識から役立つ参考書籍までご紹介しました。

もちろん本を読んだだけでは成功しませんし、初心者が一発ホームランを狙うのも難しいです。ですが、本を読んで内容を少しずつでも試し、トライエラーを繰り返しながら練り上げ、少しずつ経験を継ぎ足していけば成功の確率は上がります。焦らずじっくり取り組んでいきましょう。

中小企業ほどプレスリリースを行うべき

プレスリリースはメディアに自社の商品・サービスを伝えることで、メディアに取り上げてもらうように促す行動です。

アイディア次第では、大きいメディアに取り上げてもらうことができ、その影響力は計り知れません。かかる費用は送付する郵便切手代や電話代だけで済みます。中小企業ほど恩恵を受けやすいプレスリリース。ぜひチャレンジしてみてはどうでしょうか。

 

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◎この記事を書いた人:上岡正明
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MBA(多摩大学院経営情報工学修了)
一般社団法人日本脳科学認知協会 理事、一般社団法人小児発達心理学学会 理事
株式会社フロンティアコンサルティング代表取締役

27歳でPR戦略、新事業開発のコンサルティング会社を設立。現在まで約20年間、実業家として3社のグループ会社を経営。
これまで、三井物産、SONY、三菱鉛筆など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。また、大学院にてMBA(情報工学)修了。海外大学外部機関にて認知脳科学と神経心理学を研究、東京都公社や全国の大学で講演。それらは常に人気を博し、2ヶ月先まで予約が取れないこともある。

また、日本を代表するテレビ放送作家、脚本家としても活躍。「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「ワールドビジネスサテライト」「タモリのスーパーボキャブラ天国」など人気番組、脚本家として日本テレビ系列のドラマ「ストーリーランド」を手掛ける。ビジネス作家としてはダイヤモンド社、朝日新聞出版社、総合法令出版、アスコムなどから8冊の著書を上梓。中国、台湾で翻訳本が出版され、シリーズ累計30万部(Amazonの著者紹介ページ)。所属学会として日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、一般社団法人日本脳科学認知学会、一般社団法人小児発達心理学学会などがある。

【この記事を執筆した上岡正明の主なメディア露出実績(外部リンク)】
・上岡正明が特集された東洋経済オンラインの記事
・6000万人にクチコミを広げた事例を紹介する朝日新聞メディアの記事
・戦略PRについて語る戦略経営者の特集記事
・上岡正明の週刊ダイヤモンドの記事一覧
・多摩大学院公式サイトでベストセラー作家のMBA卒業生として紹介されました

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