
Youtube番組1本あたりの最適な尺の長さってあるの?
このように、よくいただく質問に、Youtubeの1本あたりの番組のながさについてがあります。
Youtubeには色々な再生時間の動画が投稿されています。よく、Youtubeを始めようとする方の中での質問があります。それは、「ユーチューバーとして稼ぐ」という視点に立った場合、動画の長さはどれくらいにするべきなのでしょうか。今回はこの質問に対してのノウハウをお伝えしていきます。
*記事を書いた人:2年で登録者20万人の現役ユーチューバー
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Youtubeの動画の長さは8分以上にしましょう
ズバリ動画の長さは8分以上にしましょう。なぜなら動画の前後だけでなく、中間にも広告をつけられるようになるからです。ちなみに中間に設定する広告のことを「ミッドロール広告」と言います。
以降は動画の再生時間が長くなるほど、つけられる動画の数が多くなっていきます。例えば、人気ユーチューバーの「1本1時間の動画」が数百万回再生されたとすれば、それだけでも数十万円~数百万円の収入になる可能性があります。
動画を長くできないのであれば可能な限り短くしましょう
もちろん動画のジャンルや内容によっては、長さを8分以上にすることができないはずです。その場合は、可能な限り動画の再生時間を短くしましょう。「広告をつけられるか」という視点で考えた場合、「1分の動画」でも「7分59秒の動画」でも価値は同じ(ミッドロール広告をつけられない)だからです。
短い動画には
・作る側の労力も少なくなりやすい
・「これくらいの時間なら観てもいいかな」と考える視聴者が増えやすい
というメリットがあります。具体的には1~3分にすることをおすすめします。人気ユーチューバーの中には、早口にしてでも動画の時間をこれくらいにおさめている人が少なくありません。
Youtube動画の長さを8分以上にするためのポイント
それでは動画の長さを8分以上にするものとして、その場合のポイントを紹介していきます。
1.ムダな引き延ばしは絶対にNG!
たまに動画を8分以上にするために、
・ムダな世間話を入れる(雑談動画であればセーフですが)
・不必要にゆっくり喋る
・動画のラスト数分をブラックアウト画面にする
などの手法を実行してしまっているユーチューバーがいます。特に3番目については信じられないかもしれませんが、本当に存在します。これらの禁じ手を使えば、楽に8分以上にすることができるでしょう。ですが、そのせいで視聴者に「ムダが多くてつまらない」「テンポが悪い」「露骨な金稼ぎをしていて感じが悪い」などと思われて、人が離れていってしまえば本末転倒ですよね。
ですからできる限り、1本の動画の内容を充実させてください。それでも8分以上にするのが無理なのであれば、先ほどお伝えした通り、「できるだけ短くする」という方向性で動画を作りましょう。
2.「そもそも8分以上にしにくいジャンル」は避ける
また、性質的に動画の時間を8分以上にしにくいジャンルもあります。その代表格が「歌」です。もちろん8分以上の歌なんてそうそうありませんし、1本の動画で2曲以上歌っても、1曲ずつが注目されにくくなるため、ファンがつきにくいと言えます。
また、「歌」の動画である以上、「歌」にファンはつきますが、「歌っている人」にはファンはつきにくいですから、雑談などで時間を稼いでもウケません。逆にトップクラスで8分以上にしやすいジャンルは「ゲーム実況」です。これについては8分未満にすると、むしろ視聴者から「短すぎる!」と不満が出ることでしょう。いずれにせよ8分以上にしにくいジャンルは基本的に避けましょう。
3.総集編を作る(裏ワザです)
裏ワザですが、「過去の動画をつなげただけの総集編を作る」という手法があります。特に1~5分程度の動画を頻繁に投稿しているユーチューバーによく見られるやり方ですね。総集編動画そのものの投稿頻度は半月~1か月くらいのチャンネルが多いです。
また、4分以上の動画を投稿しているチャンネルの場合、「後半は振り返り動画です」などと言って、過去の人気動画を繋げて8分以上にするケースもあります。ただ、やり方によってはチャンネルのイメージが悪くなります。もし総集編動画を作成するのであれば、「客観的に考えて、チャンネル登録をしている【濃い視聴者】が嬉しくなる」と確信できるようなものにしましょう。