仮説思考の作り方!共通の知見・手法+クリエイティブがあれば独自の意見や見解は自由自在
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コンサルティングスキル
2020.12.21

仮説思考の作り方!共通の知見・手法+クリエイティブがあれば独自の意見や見解は自由自在

仮説の考え方

問題解決のプロである大手のコンサルティングファームには通常、業界やテーマに沿ったナレッジ共有の仕組みがあるものです。

このコラムを読めば、コンサルタントやPRプランナー、マーケッターが身につけるべき考え方が手に入ります。それでは、さっそく見ていきましょう。

 

共通の知見・手法+クリエイティブが独自解につながる

見出しの言葉は、ボストン・コンサルティング・グループのサイトにあったものです。

具体的には、ゆるいマトリクス組織(国と事業など、2つの軸の掛け算でできた組織)やプラクティスグループ(プロジェクトの実行だけでなく、知識とノウハウの集積も意識して組織されるチーム)等などのことを指します。

クライアントから新しい依頼を受けた際には、そこに累積された知見や標準プロセスを利用することは、一から問題解決に臨むよりも当然、問題解決のスピードアップや質の向上につながっていきます。これは一般の企業においても同様のことがいえます。

一方で、そうしてまとめられたマニュアル(手順書)やテンプレート(ひな型)を常に用いるということが、必ずしも適切であるということではありません。解決すべき問題には必ず、その問題固有の特性とでもいうべき何らかの事情があるからです。

そこで必要になるのが、個々の問題における「応用」です。どうすれば、それが可能となるのでしょうか?

 

たとえば「マニュアルが存在する意味や理由」を仮説として理解する

まずは、そのマニュアルやテンプレートを理解することと、その背景についても思いを巡らせることが必要です。「このマニュアルはおそらくこのような前提を用いている」という仮説を持つだけでも応用力は上がるものです。

また、そういったマニュアルには通常、さまざまなシーンごとの対応も書かれていることが多いので、それを「なぜここではこうするのか?」という問題意識を持ちながら一読しておくことも有効です。

その上で、「平均的」な場合と、個別の問題の差異を見極めて、自分になりに「自分ならどうすればよいのだろうか?」ということを考えます。

これには、ある程度の経験が必要です。が、平均事例と個別事例のどこに最も大きな差異があるのかを見極められると、【効果的な解】にたどり着きやすくなるものです。

そこに、「視点を変える技術」が加えることで、さらに思考作業ははかどるでしょう。

 

マニュアルやテンプレートは使い倒すもの!自分が使い回されるな

視点の転換も盛り込むと、非常にユニークなソリューションが生まれることになります。また、自分の強みを活かしやすい差異のある箇所に注目して、そこで価値を出すのも1つの手であるといえます。

マニュアルやテンプレートは使い倒すもので、自分が使い回されるものではないという点に注意しましょう。油断することなく、自分でしっかりと考え抜く癖をつけていくことが大切なのです。

また、共通の知見・手法やクリエイティブな部分は、マニュアルやテンプレートにまとめられることが往々にしてあります。それらを利用し、使い倒すつもりの姿勢でいき、自分が使い回されないようにすることが大事であるということを学びましょう。