Youtubeに最適な動画の長さってあるの?アルゴリズムは短い動画よりも長い動画を好む
コラム
動画PR・YouTube
2020.09.05

Youtubeに最適な動画の長さってあるの?アルゴリズムは短い動画よりも長い動画を好む

YouTube検索や関連動画に、適切に動画を表示させたいと思ったら、適切なデータ設定によって動画の内容をアルゴリズムに伝えることが必要です。

タイトルがシンプルすぎたり、概要欄が空欄だったりすると、アルゴリズム最適化が適切に行われずに、YouTube検索や関連動画にも適切に表示がなされないといった結果になってしまいます。

そこで、タイトルにキーワードとなる言葉を入れつつ設定したり、概要欄に詳しく内容を設定してあげることで、YouTube検索や関連動画に適切に表示がされるようになります。

Youtubeのアルゴリズムに動画の内容を伝える

アルゴリズムと違い、人間はその動画がどういった内容なのかを、映像に含まれる文脈から読み取ることができます。しかし、アルゴリズムですと、今の段階ではまだ、文脈を理解し、内容を推測するといった段階までは来ていません。

◎アリゴリズムを味方につけよう

そこで、アルゴリズムに動画の内容がどういったものかを伝えるために行うのが、文字と設定を使った方法になります。タイトルの設定や概要欄、タグ、動画のカテゴリなど、設定するべき項目はたくさんあります。

動画ごとの内容に合ったデータ設定を、適切に行うことで、アルゴリズムはその文字と設定から判断して、動画を見る可能性の高いユーザーの画面に表示するように最適化してくれます。

◎長く視聴したデータを優先的に収集している?

アルゴリズムは、動画を視聴したユーザーの再生時間をデータとして収集を行い、その動画を長く視聴してくれたユーザーの傾向を調べます

そして、その動画をまだ視聴していないユーザーで、長く視聴したユーザーと似たような傾向を持ったユーザーに、その動画を表示するようにしています。

 

アルゴリズムが好む動画の長さ

データ設定だけでなく、アルゴリズムが好む動画というものも存在します。

それはと言いますと、長い視聴時間を獲得した動画になります。ここで注意しなくてはならないのが、「視聴時間が長いこと」と「長い動画が良い」ということは別物であるということです。

◎長い動画は視聴が継続されなければ意味がない

どれだけ長くても、ユーザーからの視聴が継続されなければその動画の意味がないといっても過言ではないのです。

そこで、最後まで視聴されるために動画を短くするといった手段もあるのですが、長くても視聴される動画であれば、長くても何も問題はないのです。むしろ、アルゴリズムへの最適化の観点から見ても、長い動画のほうが短い動画よりも有利だということがいえます。

◎情報伝達を優先しよう

そして、短い動画よりも長い動画の方が、ユーザーに伝えるべきメッセージというものをきちんと伝えることができます。

動画は情報伝達の手段なので、情報の受け側であるユーザーに正確で十分な量の情報を与えることが動画の基本的な使命ともいえます。なので、長さということだけに執着せずに、ユーザーへの十分な情報伝達を第一に考えて、動画を作成することが大切です。

 

アルゴリズムには、短い動画よりも長い動画を好む

アルゴリズムは文脈で動画を判断することはできません。

そのため、動画の内容をアルゴリズムに伝えるためにはデータ設定が必要となります。そして、アルゴリズムには、短い動画よりも長い動画を好むという特性があります。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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