Youtubeビジネスで成功するには誰に見てもらうかを最初に決めよう!アルゴリズム最適化はその後だ
コラム
動画PR・YouTube
2020.09.04

Youtubeビジネスで成功するには誰に見てもらうかを最初に決めよう!アルゴリズム最適化はその後だ

基本的なアルゴリズム最適化の目的は、動画を最後まで視聴してもらうことです。

たとえば、最適化前の状態で、動画を公開する人が、漠然と「動画を色んな人に見てほしい」と思っていたとします。

それですと、コンテンツの指定がないので全員に表示がされてしまい、結果として平均再生率は低くなってしまいます。たとえば、料理動画を公開するときに、動画を公開する人が、「動画を料理好きな人だけに見てほしい」と思っていたとします。これが最適化にあたります。

すると、動画は料理に興味があるユーザーに表示されるようになり、結果として平均再生率は高くなるようになります。

なぜアルゴリズム最適化を行うのか

同じ動画といっても、映画ですと公開日や上映時間が決まっていて、いつ観に行けばいいかがわかります。

どこの映画館でどのような映画が上映されているかなどといった情報も、調べればすぐにわかります。また、テレビ番組も同様で、放送される日付や時刻が決まっていて、その情報を手に入れるのも簡単です。

その点、YouTubeの場合では、動画が公開されたということを不特定多数のユーザーに伝える手段がないために、どのような動画を誰がいつ公開したのかということを知ることができません

そのために、動画を公開したとしても、YouTubeに毎分毎秒公開されている大量の動画の中に埋もれてしまい、結果としてユーザーからの視聴が得られないようなことになってしまうのです。そこで、アルゴリズム最適化によって、動画を埋もれさせることなく、ユーザーにちゃんと視聴してもらえるように最適化を行うのです。

 

誰が視聴するための動画かを決める

商品やサービスには、明確に、ターゲットとなるユーザーがいます。

◎絞り込んだターゲットの課題解決になる動画が好まれる

商品やサービスというものはユーザーの抱えている課題や悩みを解決するために制作されるものであり、ユーザーは課題や悩みを解決するために商品やサービスを購入するのです。

これはYouTubeなどの動画にも言えることで、すべての動画にはターゲットユーザーというものが存在していて、誰がどういった目的をもって視聴を行うのかということを考えながら、動画の制作を行っていくことになります。

◎Youtube動画で成功=見なくていいターゲットを決めるということ

YouTube上の動画を公開するときに、一番重要といえることは、アルゴリズム最適化を行って、その見てほしいと思うターゲットユーザーにきちんと見てもらえるということになります。

単純に多くのユーザーに表示されればいいというわけではありません。それですと、再生率が低く、クリック率も低い低品質な動画とみなされてしまうわけです。したがって、アルゴリズム最適化を行う上で、最初に行うことというと、「誰に表示され、誰に表示されないか」を明確に決めるといったことから始めるということになります。

 

誰に見てもらうかを最初に決める

何もしないままでは、YouTube上では動画が公開されたことを誰も知りません。

そのためにアルゴリズム最適化というものがあるのですが、アルゴリズム最適化はターゲットユーザーに最後まで視聴してもらうことが目的です。そして、アルゴリズム最適化を行う上で重要となるのが、動画を誰に表示させ、誰に表示させないかを決めることです。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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