YouTubeの視聴回数を増やす王道はアルゴリズムの最適化!低コストで動画の視聴者を倍増する方法とは
コラム
動画PR・YouTube
2020.08.11

YouTubeの視聴回数を増やす王道はアルゴリズムの最適化!低コストで動画の視聴者を倍増する方法とは

YouTubeの視聴回数を増やすにはどうすればいいのか?
それは、アリゴリズムによって関連動画でおススメされることが一番です。アルゴリズム最適化には次のようなものがあります。

タイトルの最適化、動画に含まれるタグの最適化、概要欄の最適化、動画の長さの最適化、チャンネル名の最適化です。これらの最適化によって得られる企業的メリットとは何でしょうか。

また、低コストの動画でも視聴回数を増加させることは可能です。それはYouTubeクリエイターの作った動画や、俳優などを起用したCM動画よりも、専門家が出た動画のほうが情報的信頼性が高く、ユーザーの納得感を得やすいので回数が増えやすいからです。

 

視聴回数を左右するのはアルゴリズムってほんと?ユーザーにオススメしてくれる確率を高める

YouTubeで関連動画を視聴し続けていくうち、そこにこれまで全く知らなかった動画やチャンネルを発見することはよくあることです。

そういった動画やチャンネルの中には、自分では検索するという発想がなかったものも多々あります。しかし視聴してみると、自分の趣向と合致していて、続けて視聴したいと思う動画です。

このような体験は偶然のように感じられますが、実はこういった動画をユーザーにすすめているのはYouTubeのアルゴリズムです。

YouTubeアルゴリズム最適化とは、アルゴリズムがあなたの動画を多くのユーザーにおすすめしてくれるように、アルゴリズムに対して動画を最適化することを指します。最適化することによって「動画を視聴する可能性はあるが、検索をしない」という潜在的なターゲットユーザーに対してもアプローチすることができます。

■レビュー動画などの関連動画からユーザーにアプローチする

企業が自社商品を紹介したり、良さをアピールする動画を作成したとしても、ユーザーはよほどの必要性を感じない限りは、熱心に視聴をするといったことは考えづらいです。

ユーザーは一般消費者の目線による商品の感想や意見を求めていて、そうした動画がレビュー動画なのです。レビュー動画はYouTube上で数多く公開されていて、多くのYouTubeクリエイターが取り組んでいます。

■関連性の高い情報をいかに親しみやすく伝える

とは言っても、ユーザーは企業の製品情報を全く見ないというわけではありません。製品についての公式な情報はやはり必要ですし、専門的な知識が必要な情報は専門家が解説したほうが説得力があります。レビュー動画などの商品と関連性の高い動画を視聴しているユーザーは、購買意思が高いと言えます。

そのような動画を視聴しているユーザーに対して、企業が公開している動画を関連動画として表示させやすくすることで、検索とは異なった手法で、ターゲットユーザーへアプローチできる確率がアップします。

■クオリティよりも中身が最も重要

商品に関心をもったユーザーというのは、商品に関する動画を視聴することで情報を得て、購入の判斷を行います。

この動画は、たとえ個人がスマートフォンで撮影した簡易的なものであっても、求める情報が得られるのであれば、ユーザーの目的を捉えていると言えます。

Googleが2018年に3200人に対して行った調査によると、ユーザーが何を視聴するかを決める際に、「自分の興味と関係がある」ことが、動画のクオリティ」よりも1.6倍重要であるとされています。

一般の個人によって撮影された動画でも、ユーザーの興味と合致する内容であれば視聴されるのです。一方で、クオリティが高い動画であったとしても、ユーザーの興味と合致しなければ、彼らはすぐに離脱してしまい、興味のある別の動画に移動していってしまいます。

 

YouTubeの視聴回数は有名人だから増えるわけではない

俳優や著名人が登場する動画は、彼らの認知度により、一定の再生数が得られます。

では、一般ユーザーが登場する動画にニーズがないかというと、そうでもありません。有名俳優が出演するかどうかよりも、ユーザーの興味と関係があることが3倍重要であると、Googleは伝えています。

しかし、出演者が全く関係ないかと言われると、決してそうではありません。たとえば化粧品について解説する動画の場合、単なる一般ユーザーが使用感を説明するよりも、化粧品についての専門知識や化粧品業界での経験のある専門家が解説する動画のほうが信頼度は高まるのです。情報源の信頼性という意味で、誰が何を話すのかも重要なのです。

 

まとめ 視聴回数を増やすなら関連動画の露出を目指そう

自分で検索しようと思わなかった動画も、アルゴリズムはすすめてきます。アルゴリズム最適化は潜在顧客にアプローチするための手段です。そして、ユーザーは企業発信の製品情報を確認します。

また、クオリティよりも、動画の内容が1.6倍重要です。そして、有名俳優が登場するよりも、動画の内容が3倍重要です。中でも、ユーザーの興味と合致していることが最も重要なことです。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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