変わりゆくPR手法!次世代PRには何が必要か
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2023.02.27

変わりゆくPR手法!次世代PRには何が必要か

みなさんこんにちは。
PR担当の方は年末でメディアが忙しくなる前に取材掲載を仕込もうと、忙しくしている時期ではないでしょうか。

どれだけ露出できるか、というミッションを与えられている企業さんも多いかと思いますが、昨今はPRの役割がマーケティング領域も拡大してきています。
それが「次世代PR」です。

フロンティアコンサルティングきっての女性視点コンサルタントの綿引が、
今回はその「次世代PR」のポイントを3つまとめました!

①PRにもデータ活用と分析が必要

「統合型PR」という言葉が最近出てきています。
統合型PRとは広告とPRを同時に行い、多面的なコミュニケーションチャネルで情報発信をしていくことです。
パブリシティだけではなく動画広告やコンテンツマーケティング、インフルエンサー起用といった統合的な施策が必要です。

その統合型PRを行う場合、一見測定しづらそうな消費者やメディア・インフルエンサーの興味度合いをデータで可視化し分析を行うことが必要不可欠です。
データ分析を行い反応を見ることで、どこでどれだけの情報が波及したかが分かり、より効率よく進めることができます。

 

②大切なのは「人」!ステークホルダーと良好な関係を作る

最近のPRはインフルエンサーやソーシャライト、業界に顔が利く有名人など、個人が力を持ち始めています。
個人で影響力のある人が発信するとその人のファンが飛びつき、また信ぴょう性も増しますね。

私自身もレストランのPRをしている際にフーディに発信してもらうことがあります。その人ならではの目線で記事を書いていただけるので、とても良い露出になっています。

③次世代PRとは世の中との接点作り

次世代PRの役割は消費者だけでなく、社会全体・世の中と接点を作ることです。
情報収集の手段が多様化しているなか、PRの役割はメディア露出の最大化だけではなくステークホルダーや社会全体とのコミュニケーションになっています。
労働人口の減少や、新しいビジネスの創出といった課題を解決していくには、こうしたPRが今後益々必要になってきます。

メディア露出にこだわらす様々な手法を取り入れていくのは面白いですね!
できるところから始めてみましょう!


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

①:東洋経済オンラインでの連載記事
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③:プレジデントでの連載記事
④:日本経済新聞での連載記事