広報が知るべきSNSで積極的に「バズ狙い」をするコツとポイント8選
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2026.05.30

広報が知るべきSNSで積極的に「バズ狙い」をするコツとポイント8選

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この記事では広報・PR担当者の皆さんに向けて、SNSで積極的に「バズ狙い」をするためのポイントなどについてお伝えしていきます。

特に「SNSアカウントを効率良く育てて広報・PR効果を高めたい」という方や、「たびたびいいね数などが多い投稿ができているので本格的にバズを狙いたい」という方におすすめの内容となっています。

本記事でSNSでバズ狙いをすることのメリットやデメリット、そしてバズ狙いをするための具体的なポイントなどに関してお話ししますので、ぜひ参考にしてください。

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SNSでバズ狙いをする広報・PR上の4つのメリット

SNSでバズることには主に以下の広報・PR上のメリットがあります。

  • 認知度、フォロワー数、顧客数など様々な数値が短期間で伸び得る
  • 「印象のいい投稿」でバズれば大きなイメージアップもあり得る
  • 結果的に「コストパフォーマンスの高い広報・PR」になりやすい
  • メディア露出の可能性アップ(特にインターネットメディア)

「SNS慣れ」している方ほど「バズ」にそれほどいい印象を持たないかもしれませんが、上記のようなメリットがあることは確かです。ただ、「メディア露出」とはいってもテレビ・新聞などメジャーなものではなく、インターネットメディアなどライトなものが限度になる可能性が高いことも覚えておきましょう。

SNSでバズ狙いをする広報・PR上の3つの注意点

続いてSNSでバズ狙いをすることの広報・PR上の主な注意点を挙げます。

  • 「バズ狙い」をし過ぎるとブランディングから外れやすい
  • バズると注目度が上がるので炎上もしやすくなる
  • バズりに反応した「他ユーザーの投稿」によってマイナスイメージがつく可能性もあるので要対応

バズりだけを意識すると企業や商品・サービスに相応しい投稿から離れる可能性が高いですし、炎上リスクも上がるので気を付けてください。

広報・PR担当者が知るべきSNSでバズ狙いをするための8つのポイント

それでは広報・PR担当者の皆さんに向けて、SNSでバズ狙いをするための具体的なポイントをいくつか挙げていきます。上で触れたようにブランディングから外れない、そして炎上リスクを意識する必要はあるものの、適切な範囲ならバズ狙いは悪いことではありません。

また、バズのことを抜きにしてもこれから解説するポイントを重視してSNS運用をすることは広報・PR的に見ても有意義です。

ポイント①:最大のポイントはユーザーの感情を動かすこと

バズ狙いの最大のポイントを感情を動かすことです。感情が動くからこそ「他の人にも知ってほしい」と拡散したり、「残しておきたい」といいねを付けたりする人が増えるのです。逆に驚くような内容の投稿でも受け手の感情を意識しないと、「そうなんだ」、「へ~」くらいで終わってしまい拡散などにつながらない可能性が高いです。

ポイント②:無償のノウハウ提供や「知らないと損な情報」は拡散されやすい

特にX(Twitter)など比較的雑多な環境のSNSの場合は、無償のノウハウ発信や「知らないと損な情報」が拡散されやすい傾向にあります。「ノウハウを保存したい」、「知らせないと!」などの感情が働くからですね。

そして「無償」というのもポイント。人間には「見返りを求めず善行をする人」にはそれだけで好印象を抱く性質があるため。

逆に「続きは有料登録で!」など露骨に見返りを求めると悪印象になりやすいですし、そこまでいかずとも「続きは企業公式ウェブサイトで!」など「余計なアクション」を求めるだけでもマイナス感情が働く可能性があるので気を付けてください。

✅業界やジャンルのノウハウを発信するなどの方法がある

その提供する「ノウハウ」や「知らないと損な情報」ですが、社員として日々働く中で得たものを発信するだけでも構いません。本格的にバズ狙いをするなら「ネタ作り用の勉強」をしてもいいですが、まずはそこまでせずともいいでしょう。

なお「広報・PRのノウハウ」よりも「自社の業界のノウハウ」の方が共感を得やすいはずです(例:飲食系企業なら飲食関連の話)。

ポイント③:人間性やストーリー性のアピール

「とにかくインパクトのある情報を」と考えるのも悪くはありませんが、それよりも人間性やストーリー性をアピールするような投稿の方がバズる傾向にあります。言い換えると「中の人」が適度に見えるということ。

例えば、商品開発秘話、商品に込めた想い、業務上の失敗談、過去のお客様との思い出など(他にも数え切れないほど考えられます)。フランクなトーン&マナーのアカウントの場合は、話題の映画・アニメなどと自社商品の関連性なども選択肢に入ります。

✅ただし注意点あり

ただ、例えば過去のお客様の思い出を語る場合は個人情報保護に気を付けなければなりませんし(個人を特定できる情報をぼかすなど)、失敗談としても「こんな失敗をするのか……」と呆れられないレベルに抑える必要があるかもしれません。

また、失敗談や苦労話の投稿をするなら、「そこで学んで今は成功している」、「苦労していたが□□という工夫で乗り越えた」などと展開しないと、単に見ている人を心配させるだけになる恐れがあるので注意しましょう。

いずれにしても「中の人」が見えるからこそ特有のデリケートさが生じるので、機械的な内容の投稿以上に「この投稿を見た人がどう感じるか」に配慮しなければなりません。

ポイント④:重要なキーワード・表現・見解などは投稿文の前半(できれば冒頭)に入れる

例えばX(Twitter)の投稿文の文字数上限は(無料プランで)140文字ですが、その140文字さえ全部は読まない人が多いので、重要なキーワード・表現・見解などは投稿文の前半に入れることをおすすめします。さらに理想を言うなら投稿文の冒頭に入れたいところです。

また、そもそも140文字近くにする必要もなく、言いたい内容が全部入るなら70~100文字以下などでも構いません。ただし20~30文字以下など極端に文字数が少ないとスルーされやすくなる場合もあるので、(戦略的に少文字数にするならいいですが)むやみに文字数を減らすのはおすすめしません。

ポイント⑤:画像や動画で興味を持たせる方法もある

テキストだけでバズるのも可能ですが、画像や動画で興味を持たせるのも効果的です(Instagramなど画像・動画がメインのSNS以外にも当てはまります)。

むしろ毎回文章だけ投稿してもバズらない(それ以前に読んでもらえない)可能性もあるので、毎回でなくてもいいので数回に一度は画像や動画を交えた投稿をすることをおすすめします。

✅画像や動画でバズらせるコツは?

画像や動画でバズらせるためのコツは主に以下の通り。

  • キャッチコピー(テキスト)も含めて投稿する
  • 動画なら「おや?(驚き)」や「自分に関係がある」と思わせるサムネイルを作る(画像なら単体でそう思われるようにする)
  • 動画は最初の3秒で興味を引けるようにする(余計な前置きは一瞬もいらない)
  • 動画は最後まで見たくなる構成にする

動画ですが、X(Twitter)ならリポスト(引用リポスト)、Instagramなら保存、TikTokなら視聴完了率が高いほどアルゴリズムに優遇されて、おすすめ表示などがされやすくなると言われています。

よって「最初だけキャッチーならいい」と考えず最後まで再生されるような内容にしましょう。また、無意味に動画を長くしないことも重要です。

ポイント⑥:無理のない範囲でトレンドキーワードを入れる

やはりトレンドキーワードが入っているとバズりやすくなるものです。ただ、強引にキーワードを入れるとブランディングから外れやすいですし、「話題になるためだけに投稿している」とマイナスイメージにつながる恐れもあるので、あくまで自然に。

元々発信したい内容があって、そこにちょうどトレンドキーワードを含められそうな場合のみ狙うといいでしょう。

ポイント⑦:3Bの法則を意識する

本能的に人間の視線を引く要素として「3Bの法則」があります。具体的には動物(Beast)、赤ちゃん(Baby)、美男美女(Beauty)のこと。これらを自然にSNS投稿に含めるのは難しいかもしれませんが、例えば自社に元々動物のようなマスコットキャラクターがいるなら、それを投稿画像に使うなどしてみてはいかがでしょうか。

✅赤ちゃんや美男美女など人物を含める場合の注意点

上でお伝えしたように赤ちゃんや美男美女など人物を含める場合は、フリー素材の人物写真などを使うことをおすすめします。それ以外では権利関係が心配ですし、社員などから選定するのも角が立つ可能性があります。

また、画像生成AIによって赤ちゃん・美男美女の(ような)画像を作ることも可能ですが、生成AIに良いイメージを持っていない人も多いのでやめておくのが無難です。そもそも上手に生成AIを使わないと、どことなく不気味な画像になるケースが少なくありません。

ポイント⑧:バズらずとも「普段より数値の良かった投稿」は保存して使い回す

バズりとまではいかなくても「普段より数値の良かった投稿」は保存して使い回すことで、いつかバズるかもしれませんし、そうでなくても安定して拡散などがされる場合が多いです(元々実績のある投稿なので)。

具体的には例えばX(Twitter)なら、平均値の5~10倍程度のいいねやリポストを記録した投稿は保存しておく(他の投稿も記録のために保存するべきですが)。そして少し期間が経過してから同じ投稿をしたり、自アカウントの投稿をリポストしたりします。

✅バズり狙いでなくてもおすすめの手法です|ただし注意点あり

上記はバズり狙いでなくてもおすすめの手法です。実績のある投稿を使うので広報・PR効果が発揮されやすいですし、投稿を考える・作成するためのコストを少しカットできますよね。

そしてSNS投稿は1日1~3回が打倒ですが(多すぎると鬱陶しがられる恐れがある、投稿文を作る労力も大きくなる)、そのうちの1~2回をこのやり方でカバーすればSNS運用で消費するリソースがかなり減ることでしょう。

ただし「成績の良い投稿」がいつまでもそれを維持するとは限りません。トレンドやそのSNSのアルゴリズムの変化によって徐々に反応が悪くなっていくこともあるので、例えば「いいねの平均値が普段の3倍を切ったら使い回しリストから削除」などと決めておくといいでしょう。その代わりに新たな「使い回す投稿」も増えていくはずなので、不足することはあまりないはずです。

広報が知るべきSNSのバズ戦略

発生すれば結果的に広報・PR施策としてのコストパフォーマンスが良くなりますので、SNS運用をする場合は「バズ狙い」も選択肢に入れることをおすすめします。また、積極的にバズは狙わないとしても今回の内容を参考にすれば広報・PR効果の高いアカウントへと育っていくことでしょう。

ただし過剰なバズ狙いをすればブランディングから外れる可能性がありますし、既存のフォロワーが黙って離れていく可能性もあるので気を付けてください。また、バズれば「反応投稿」をする一般ユーザーも多くなるので、必要に応じて反応を返すのも大事です。

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執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者30万人のYoutuber
上岡正明

MBA(経営学博士前期課程修了)
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者30万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

①:東洋経済オンラインでの連載記事
②:ダイヤモンドオンラインでの連載記事
③:プレジデントでの連載記事
④:日本経済新聞での連載記事