RFM分析とは、顧客の購買行動・購買履歴から優良顧客のセグメンテーションなどを行う顧客分析手法の1つで、最もシンプルで分かりやすい分析方法だといわれています。
●R(recency:最新購買日)→いつ買ったか、最近購入しているか
●F(frequency:累計購買回数)→はどのくらいの頻度で買っているか
●M(monetary:累計購買金額)→はいくら使っているか
顧客1人1人に関してこれら3つの観点からの各指標の数値を合算してランキングを作成すると、その上位の顧客は「最近、何度も、たくさん買ってくれている顧客」、優良顧客と判断するということになります。
RFM分析は、購買行動を行ったことのある顧客の購買力を量的に評価するもので、購買にいたっていない潜在顧客の購買力までは判定できず、また次に何を買うかといった評価はできません。
分析方法としてはシンプルで判りやすい方法ですが、こうした点では注意が必要となります。