チャネルミックス【PR戦略99】
戦略一覧
PRマーケティング
2019.03.14

チャネルミックス【PR戦略99】

チャネルミックスはマーケティング活動のひとつで、マス広告、電話、店舗、訪問、インターネットなど顧客に対するプローチ手段を戦略的に組み合わせ、各チャネルの特徴を活かして購買行動へと導くことを目的としています。

例えば電車やバスなどの公共広告で『○○で検索してください』というのを見たことがあると思います。

これは、消費者の購買にいたる確度をあげるために、ネットでの検索を促し、セールスポイントなどより詳細な情報を消費者主体で閲覧してもらえるように工夫しているのです。

顧客接点は無限大!プロモーションの可能性も無限大!

 
なぜ複数のチャネルを活用する必要があるのかといいますと、プロモーションや広告の場合、対象となる相手に少し話しただけで全てを理解してもらう事は望めません。

また、理解してもらえないばかりか、違う意味で反対に解釈をされると誤解を招くこともありえます。

その為、プロモーションや広告ではこちらの意図やメッセージを繰り返し、違う角度で、言い回して、伝えていく必要があるのです。

そして様々な媒体やデバイスが存在し、また新しい手法がどんどん生み出されている現代、顧客接点は無限大です。つまり、プロモーションの可能性も無限大ということです!

モノとインターネットがつながる世界!

テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、インターネット・・・など既になじみのある媒体だけではありません。

例えばICT(情報通信技術)との融合による観光地のプロモーションなども考えられるでしょう。最近ではIoT(※)という言葉が浸透していますが、多種多様なモノとインターネットがつながり、更に社会は大きな変化を遂げて行きいます。

その時、あなたは企業価値をどのように顧客にアピールすることができるでしょうか。

(※)IoT=「Internet of Things」の略。家電や自動車など多種多様な「モノ」がインターネットにつながり、お互いに情報をやり取りすることで新しい価値を生み出すという概念。「モノのインターネット」や「Internet of Everything」と呼ばれることもある。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

①:東洋経済オンラインでの連載記事
②:ダイヤモンドオンラインでの連載記事
③:プレジデントでの連載記事
④:日本経済新聞での連載記事