戦略一覧
100の打ち手
2014.02.12

042 ノベルティ

ノベルティの元々の意味は“珍しいことや物”。つまり変わったことや変わったもののことを言います。

しかし近年では広くノベルティの意味が変わり、“企業が自社の商品や宣伝を目的として、それらの名称を入れて無料配布する記念品”とあります。

またノベルティを媒体とした広告をスペシャリティ広告(特殊広告)ともいい、プレミアム(景品)や粗品を配る広告とは区別されるのが一般です。

販売促進の一環。なかにはプレミアがつくものも

主な目的は「販売促進」の一環として行われ、消費者に対して企業や製品の存在を身近に感じてもらうために各社工夫をこらし、様々なものを制作しています。

携帯ストラップやボールペン、キーホルダーなど定番のものから、植物の種、アルコール・ジュースなどの飲料、オリジナルスナックなどのお菓子・・・自社のアイデアを存分に発揮できるのも、ノベルティの良さです。

生産数の少ない限定品であるものも多く、なかにはノベルティのためだけに商品開発から始める企業もあります。

またテレビ・ラジオ番組等では投稿や番組収録への協力の謝礼品として配布されることもあり、昨今ではそれをイベントや放送局の売店や提携ショップなどで販売する例も多く、放送局の番組以外の収入として注目されたこともあります。

イベント、プロモーション活動、記念式典等、あらゆるシーンで使えるノベルティグッズ

一度、企画してみてはいかがでしょうか。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

①:東洋経済オンラインでの連載記事
②:ダイヤモンドオンラインでの連載記事
③:プレジデントでの連載記事
④:日本経済新聞での連載記事