PR会社の2つのメリットと4つのデメリットや契約後の流れ|「めざましテレビ」元放送作家が本音をズバリ!
PR戦略とは
PR会社の成功事例と成果を出す8つのポイント
2014.02.05

PR会社の2つのメリットと4つのデメリットや契約後の流れ|「めざましテレビ」元放送作家が本音をズバリ!

PR会社の会議イメージ

「メリットばかり耳にするけど、PR会社を活用するデメリットってあるの?
「ちょっと費用が高くない? ぶっちゃけ、どれぐらい儲かってるの?」
意外と多い失敗パターンは?」

そんな、ふだん誰にも聞けないPR戦略立案や広報の悩みや疑問って、けっこう多いものですよね。

そこでこの記事では、共感PR(朝日新聞出版社)や高速読書(アスコム)など累計35万部のベストセラー作家であり、「スーパーJチェンネル」「王様のブランチ」「めざましテレビ」「ワールドビジネスサテライト」元放送作家で報道記者上岡正明氏に業界裏話と本音をうかがいました!

具体的には、以下の順番で聞いています。

●PR会社って本当のところテレビ業界は使ってるの?
●金額の高い、安いの目安って?
●メリットばかりでなく、デメリットも知りたいけど?
●契約後に気をつけることは?

ぶっちゃけ、約3分ほどで読めちゃいます。
メリットデメリットをきちんと把握して、PR会社や広告代理店を上手に活用していきましょう!

*こちらも人気:ワールドビジネスサテライト元ディレクターが教える!テレビに出るプレスリリースの書き方は?

 

PR会社ってそもそも何者? 敵か味方か?

PR会社のコンサルタント

いきなりですが、PR会社は広告代理店とは違います。
クライアントのブランドコンセプト設計から、広報戦略の実行、さらには広報物のトーンマナーの統一やメディア露出のコントロールまで行います。ただ売り上げをあげるだけでなく、人物や企業そのものの知名度を上げる役割も担うこともあります。

商品や企業の知名度を上げるだけであれば、広告代理店が提案するCMや街頭広告などで事足りるでしょう。そうしたなかで、あえてPR会社を利用する価値はなんでしょうか?
それはメッセージや登場感を演出して、利益を求めるだけでは達成できない言葉の認知、生活者と共有したい価値観、商品の裏側にあるストーリーやコンセプトなどのコンテンツを広く届けることにあるわけです。

♥この記事のノウハウも参考になるかも?
海老の日イベントにテレビ8番組誘致、ネットメディア1500媒体へと情報連鎖した「コンテンツPR」

海老協会_引用画像

 

PR会社を活用する本質的な2つのメリット

情報を精査する男女

PR会社を利用するメリットとして、さらにもうひとつ、忘れてはならないのが、「空気づくり」と「リーチ率」です。

「空気を作る」という言葉は、戦略PRというコンセプトとともに広まりました。
簡単に説明すると、それが「ムーブメントとして世の中に受け入れられている」という雰囲気を世論として高めることで、人が自然と商品を手に取ったり、企業を受け入れやすくすることです。

また、広告ではスルーされがちなメッセージやイメージのコンテンツも、第三者的なニュースとしてメディア露出を図ったり、ターゲットにリーチしていくことで、より深く伝わりやすくすることができます。

そのさい、企業にかわって企業と消費者の間を取り持つのがPR会社です。
そのためPR会社を選ぶさいには、目先の利益だけでなく、長期的な戦略の目線にたって企画立案、戦略提案、プロジェクト実行能力を持っているコンサルティング会社を選ぶことが重要なんです。

*参考リンク:戦略PRを1分で理解するには

 

PR会社を活用する4つのデメリット

様々な情報をパソコンから引き出す女性

いっぽう、PR会社を使うデメリットも紹介します。わたしたちが考えるデメリットは主に4つです。

1,人件費相当のコストがかかる

まず、広報活動を社内で内省化せず、弊社のようなコンサルティング会社にエージェントサービスを依頼した場合、費用面での負担が増えます。また、一般的に社内の広報担当者であれば、PR活動以外にカタログの制作やメルマガの作成など、他の業務を兼任させて依頼することができます。しかし、PR会社では基本的にはそうした活動は行っていません。

ただし、自社ですれば人件費相当のコストが増えます。人材難も解消されませんよね。
また、教育費・福利厚生費といったコストや、セミナーなどに参加させてせっかく育てても、産休や退職で辞めてしまうといった損失リスクもあります。

こうした観点から見れば、人手不足の上場企業ほどPR会社を活用して、あるいは一定期間委託して自社の広報部門を育てていくという考え方も理にかなっています。

そのため、私たちがPR会社を使い、使わない論のときに言うのが、「戦略性」「経営スピード」「メディア人脈」「発信力」の4つを同時に高めることが可能かどうかを判断してください、ということです。加えて、社内教育の最大化や人的作業を減らして、同時に自社の広報部門を強化しながら「認知」「競合優位性」「顧客創造」の3つを追求する余地があれば、メリットは大いに期待できます。

2.KPI分析が難しい

PR会社のデメリットとして、私たちが必ずお話しさせて頂いているのがKPI分析の難しさです。
とくにIT系の企業様ですと、コンバージョンや顧客創出単価を綿密に求められます。しかし、PRや広報はこの点は不利です。

そもそも、露出した結果、どこから問い合わせがきているか具体的に判別が難しい以上、そのような数値を算出することは非常に困難になります。ぎゃくに、「競合に圧倒的な差をつけたい」「これまでの手法ではライバルとの差別化を図れない」「小さな予算で大きな成果を得たい」「PR戦略の副次的効果である、ブランディングや採用強化まで享受したい」という場合は、チャレンジに対するリターンや効果は相対的に高まるはずです。

3.契約をスタートしないと実力がわからない

これは、PR会社全般にいえることです。商談時において、たいていは成功事例をもとに話すからです。
しかし、それが御社や今回のケーススタディーに当てはまるとは限りません。

そのため、商談のさいには以下の3つも一緒に確認するとよいでしょう。

1.担当するコンサルタントの人柄 ~「担当コンサルタントに合わせてください」といえば、たいてい顔合わせできる。
2.情報発信をゼロから創造する企画力 ~露出が芳しくなかったとき、新しい企画を創造してチャレンジできる。
3.とっても大事!PRが好きか ~その可能性を信じているから、運も成果も引き寄せられる。

4.基本的には露出保証が難しい

PR会社は万能ではありません。もちろん、得意不得意もあります。
露出が期待以上にふるわず、成果が芳しくない場合もあるでしょう。そうした場合は、戦略をゼロから練り直すか、メディアヒヤリングを行いながら情報をクリエイティブしていく必要があります。

そうした、ゼロイチでの戦略発案能力があるかも調べておくとよいでしょう。

*参考リンク:詳しくはその露出保証。本当に大丈夫?の記事も合わせてお読みください。

 

PR会社に具体的に期待すべきこと

PR会社の会議風景

※引用_弊社では毎週月水で情報開発のための戦略PR会議を開いています

PR会社を選ぶ方法としては、まずその会社の得意としている分野がどこなのか、を知る必要があるでしょう。つぎに、どの程度パブリシティやテレビ番組のコーナー、メディア人脈などに精通できているかを知ることが不可欠となります。

PR会社という言葉の連想から、「広告代理店と似たようなものだろう」と混同されることも多いのも事実です。
しかし、いわゆる『広告』枠を販売する広告代理店は、PR会社にとっては似て非なるパートナー先であって、クライアントのブランド価値の最大化や、マスメディアへのアプローチを一緒におこなうことがまずありません。

そのためPR会社とは、要するにクライアントの先頭に立つ「広報の専門家」あるいは「PR戦略全体を設計するコンサルティングのアウトソーシング」とでも理解していただくとわかりやすいのではないでしょうか。

広報について効果的な活動方法をアドバイスし、さまざまなメディアに取り上げてもらえるよう、媒体と企業との間を取り持つ働きをします。また場合によっては、記者会見を行う、大使館や海外ネットワークを活用する、県庁などと広報体制と協業する、経団連等の記者クラブに投函する、などもあります。

 

PR会社におけるコンサルティングと目標設定

PR会社の取材イメージ

PR会社を選んだあとは、どのようにサービスが展開されるのでしょうか。

まず、皆様にご理解いただきたいのがコンサルティングには上流工程と下流工程があるということ。
そして、それぞれの実務のプロセスが、戦略ステージごとに分かれているということです。ご依頼される企業には、それぞれに特有の課題や成長チャンスがあります。

そういった課題ごとの戦略を明確にして、PR会社をもってして、どのような目的を達成するか。どのような課題を解決するか。どんな数値目標と据えるか。これらを打ち出さなければなりません。その手順を、当社では以下のよう流れにまとめています。ぜひPR会社を選ぶさいの参考にしてください。

*参考リンク:この成功事例も一緒に読むと理解が深まるかも?広告の前にPRファーストでまず市場をつくれ!

 

PR会社を選んだ後の流れ

スタートにおけるデータと準備

■1.課題の明確化と共有

課題・機会を明確にします。ターゲット設定・分析を行い、目標達成のための戦略の具体的案立案骨子を固めます。

■2.PR戦略の創造

PR戦略に必要なメッセージと登場感を演出するために、どのようなコミュニケーションワードで、どのようなチャネルを使って、どのターゲットに、どのタイミングで届ければよいのかを創造します。この創造作業(クリエイティブ)ができないPR会社は、ただの代行業となるのでしょう。

■3.目標の設計

コンサルタントを何人かアサインし、スケジュールを立てながら、リリースや活動報告をどのようなペースで行うかを設計します。ケースによっては、テレビ、新聞、雑誌、WEBの媒体の露出数を、KPIとして成果目標を立てます。

■4.PRプロモーション先の選定

媒体のマスターリストを共有しながら、目標達成をイメージできそうな媒体や特集枠、テレビであれば特定のコーナーを選定します。

■5.広報体制の確立

メディアのコーナーの基本情報、過去露出、担当記者やディレクターなどを調べていきます。
特にコーナーに当たる場合は、そのコーナー傾向を読み取り、必要なコンテンツを確認した上で、現状自分たちが持ち合わせている情報と、訪問するまでに集められる周辺情報は何かを考えて、報告します。足りない資料やエビデンス(裏付け情報)は、とうぜん、会議を重ねて作り出します。

■6.PRプロモーション

アポイントがとれたら、情報を提供・企画を提案します。
露出できるかできないか、はもちろん重要です。くわえて、どのような情報発信が求められ、どのように情報を変えれば露出可能か、を毎回メディアからヒアリングして持ちかえって報告します。こうすることで社内報告もしやすいうえ、継続的なメディアリレーションにつなげていけるでしょう。

♥こちらの記事も絶対オススメ!
小さな会社がフジテレビ報道番組や日経新聞に立て続けに取材された3つの理由って?

 

まとめ 最後にPR事例を確かめよう

いかがでしたでしょうか。
PR会社をがぜん頼もしく感じた方、いまだ不安な方、人それぞれだと思います。

もし弊社の成功事例をお知りになりたい方がいれば、以下の人気記事もクリックしてみてくださいね!質問も受け付けていますよ。

【この記事も人気】一緒に読めば役立つ? 売上300%増・クチコミ10倍・圧倒的テレビ露出事例

*1位:たった3週間でワールドビジネスサテライトへ露出。その後もテレビ10番組へ連鎖した理由は?
*2位:小さなお寺が世界に発信。NHK・東京新聞・日経新聞・AERAも取材してインバウンドPR大成功
*3位:ガイアの夜明け、カンブリア宮殿まで網羅。見事上場を果たした飲食界の風雲児のPR戦略とは!

 

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◎この記事を書いた人:上岡正明
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MBA(多摩大学院経営情報工学修了)
一般社団法人日本脳科学認知協会 理事、一般社団法人小児発達心理学学会 理事
株式会社フロンティアコンサルティング代表取締役

27歳でPR戦略、新事業開発のコンサルティング会社を設立。現在まで約20年間、実業家として3社のグループ会社を経営。
これまで、三井物産、SONY、三菱鉛筆など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。また、大学院にてMBA(情報工学)修了。海外大学外部機関にて認知脳科学と神経心理学を研究、東京都公社や全国の大学で講演。それらは常に人気を博し、2ヶ月先まで予約が取れないこともある。

また、日本を代表するテレビ放送作家、脚本家としても活躍。「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「ワールドビジネスサテライト」「タモリのスーパーボキャブラ天国」など人気番組、脚本家として日本テレビ系列のドラマ「ストーリーランド」を手掛ける。ビジネス作家としてはダイヤモンド社、朝日新聞出版社、総合法令出版、アスコムなどから8冊の著書を上梓。中国、台湾で翻訳本が出版され、シリーズ累計30万部(Amazonの著者紹介ページ)。所属学会として日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、一般社団法人日本脳科学認知学会、一般社団法人小児発達心理学学会などがある。

【この記事を執筆した上岡正明の主なメディア露出実績(外部リンク)】
・上岡正明が特集された東洋経済オンラインの記事
・6000万人にクチコミを広げた事例を紹介する朝日新聞系メディアの記事
・戦略PRについて語る戦略経営者の特集記事
・上岡正明がインタビューを受けた週刊ダイヤモンドの連載記事
・多摩大学院公式サイトでベストセラー作家の卒業生として紹介されました

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