ビルコム、スマホ専用で フェイスブック通じ贈り物 住所入力不要 女性向けに特化
コラム
経営戦略×PR
2019.02.20

ビルコム、スマホ専用で フェイスブック通じ贈り物 住所入力不要 女性向けに特化

PR会社・メディア研究員の視点

8月9日の日経産業新聞5面に記載されていた記事をご紹介致します。 

「ビルコム、スマホ専用で フェイスブック通じ贈り物 住所入力不要 女性向けに特化」

インターネットマーケティング支援のビルコム(東京・港、太田滋代表)は、交流サイト(SNS)の知人に互いに住所を知らせずに贈り物ができるソーシャルギフトサービスを始めます。

スマートフォン経由のSNSやネット通販の利用が急増していることから、スマホ専用サービスとしています。

2013年度末までに売上高4億円を目指す模様です。

9日からサービス開始予定のスマホ専用サイト「Okkru(オックル)」の主な特徴は以下の様になっております。

・フェイスブックを通じ、知人にプレゼントを贈ることができ、感謝の言葉などメッセージを送信することが可能。メッセージはフェイスブックアカウントに届き、記載されたリンクから「オックル」にアクセス。住所や配送希望時など受け取りに必要なデータを入力する。

・送付先が決まると贈る側に通知され、クレジットカードなどで決済し、手続き完了。贈る側・贈られる側も相手に自分の住所や電話番号などの個人情報を知らせずにプレゼントのやりとりが可能。

・サイト上に小売店が出店するモール形式で展開(当初は15社でスタート)。ビルコムでは同サイトを通じ、商品が売れるごとに小売店から手数料を受け取る。

・頻繁にプレゼントをやり取りする傾向がある女性向け商品に特化。「かわいらしさ」「上品さ」などを意識し、専属の担当者が各社の商品の中から選択。アロマ用品やキッチン用品などを中心に、年内に1000品ラインナップ予定。女性雑誌を手掛けるフリーの編集者と組んで、季節に合った商品などを集めた特集ページを定期的に開設することも検討中。

プレゼントを贈りたいけど、相手の住所が分からない、もしくは何らかの事情で聞き出せない。そういった「知人」が増えているのも事実です。

実際に私もフェイスブックを使っていますが、確かに住所を知らない人が多いです(笑)。

適度な距離感でお付き合いのある相手に、ささやかな気持ちを表す手段として、非常に画期的だと思います。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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