わかりやすい提案書・プレゼンテーションのコツと、響くコミュニケーションメッセージの作り方
コラム
経営戦略×PR
2014.02.10

わかりやすい提案書・プレゼンテーションのコツと、響くコミュニケーションメッセージの作り方

こんにちは。

皆さまは提案書を書く機会は多いでしょうか?

私は提案書ばっかり書いていて提案書漬けの毎日です。

提案書なりプレゼンなり、何かを考えてそれをまとめるという作業において、
とても重要なことがあります。

それは、「わかりやすい」こと。

どんなに凄い内容でも、伝わらなければ意味がありません。

なぜなら、人は腑に落ちないと行動できないからです。

「わかりやすく」するために、図解や画像などを盛り込んで、
パワポやイラレでビジュアライズして作り込むことが一般的ですが、
ここで、注意が必要です。

それは、「中身がある」こと。

図解やビジュアルを用いることで、「なんだか凄いことを言ってる感」は出てるけど、
言ってることは至極当然のことだね、というパターンです。

例えば、健康食品の提案書で、
「このサプリを飲めば、ビタミンCが3,000ミリグラム摂れます!」
という内容を、伝えたいメッセージとして、どーんと書いたとしましょう。

確かに、わかりやすいです。

でも、「そりゃあビタミンCのサプリメントなんだから当たり前でしょ」と言われれば、
「おっしゃるとおりですね」としか言い様がありませんね。

さて、内容にしっかりと中身を盛り込んだ提案にするために気をつけるべきことは、
ひとつだけです。

それは、「つながりがある」こと。

言い換えれば、話に論理性があることです。

先ほどの例

「このサプリを飲めば、ビタミンCが3,000ミリグラム摂れます!」

これは、単に、伝えたい事実を述べただけ。

「AすればBになる」という事実を述べただけなんです。

これを三段論法の手法で、どんどんつなげてゆくだけで、
「つながりがある」提案書・プレゼンテーションになります。

「A→B」「B→C」「C→D」・・・というそれぞれのパーツは、
当たり前のことでいいんです。

むしろ、当たり前で「わかりやすい」ことが、最初にお話しした条件です。

それを、論理的に、つなげて、

「AだからDなんだ」という結論に結びつけてあげると、
見た目だけカッコいい提案書ではなくって、「中身がある」提案書が出来上がります。

先ほどの例だと、こんなふうになります。

(※それぞれの内容は適当に創作したものですので、あしからず。)

「このサプリを飲めば、ビタミンCが3,000ミリグラム摂れます!」《A→B》

「ビタミンCを一日3,000ミリグラム摂ると、疲れが取れやすくなります!」《B→C》

「疲れがあまり溜まっていない状態だと、平均1時間ほど起床時間が早まるというデータがあります。」《C→D》

これらをまとめて、

「このサプリを飲めば、1時間早起きができます。」《A→D》

というメッセージにするとどうでしょうか。

この《A→D》の理屈の裏側にある内容を聞いてみたくなりませんか?

それを「わかりやすく」、かつ、「つながり」を意識して、
プレゼンすることで、「おぉ~!」となる提案に仕上がります。

「わかりやすい」こと

「中身がある」こと

「つながりがある」こと

ぜひ、次回のプレゼンや提案書作成の機会には、
意識してみてくださいね。


執筆者・監修者
上岡正明
テレビコメンテーター・経済記者
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

①:東洋経済オンラインでの連載記事
②:ダイヤモンドオンラインでの連載記事
③:プレジデントでの連載記事
④:日本経済新聞での連載記事