
現在では、SNSは広報やプロモーション施策として、なくてはらないツールになっています。もちろん、私も毎日使っています。コラムを更新したり、友達の近況を眺めたりと__
そんななか、先日、SNSの代表的なツールであるFacebookが51%減益というニュースが報道されていましたよね。インスタグラム向け広告での収入が伸び、売上高は26%増だったようです。しかし、ご存知の通り同社は個人情報流出が発覚し、マイナス面で大きな話題となりました。
そこで今回は、身近なSNSであるFacebookのPR広報の有効な利用方法や、今後どのような方向へ進んでいくか注目しようと思います。
Facebookと広報の関係について
Facebookの個人情報流出では、株価も調整に入りました。
その対応費が発生。損失は金額にしておおよそ50億ドルほどと想定しているそうです。個人情報を扱うにも関わらず、データをずさんな管理が引き起こした問題です。
とうぜん、企業もFacebookの広報利用も控えているようです。これについて、CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は今後プライバシー重視の路線を打ち出し、対話アプリやデータの暗号化を軸とした新たなビジネスに移行していく考えを表明しています。一方、こうした路線は広告効率を悪くして、経営にマイナスを与えるのではないかといわています。
Facebookの広報活用方法は主に3つ
Facebookを取り巻く環境は変わりつつありますが、ビジネスにおいては上手く活用すれば有効なSNSツールと言えます。企業として活用する際のポイントを3つご紹介します。
◎ポイント1 キャンペーンの情報拡散で活用する
単に企業の情報を投稿するだけではインパクトがないので、キャンペーンの告知・応募などの情報拡散で活用します。
いいね!だけでプレゼントに応募できるもの、自社サイトや特設サイトに誘導するなど様々なパターンが考えられます。
◎ポイント2:facebookライブ配信を活用する
フォロワーや友達にライブ動画などを配信できる機能があり、リアルタイムで視聴者とコミュニケーションを取ることができます。企業アカウントでもセミナー、イベントの模様を配信するような使い方ができます。
◎ポイント3:facebook広告を活用する
広告にはいくつかの種類ががあります。
■ダイナミック広告
1つ目はダイナミック広告です。これはユーザーの興味関心に合わせてFacebookのフィードに表示される、リターゲティング広告のよう形式です。コンバージョンに近いユーザーへリーチしやすいので高い効果が見込めます。
■カルーセル広告
2つ目はカルーセル広告です。広告内容に対してユーザーが指を使ったり頭を働かせたりするインタラクティブな作りになっています。
他の広告よりも目にとまりやすく、ダイレクトな反応が見込め、ブランディングに効果的と言われている手法です。 は通常の画像広告よりクリック率も高く、うまく活用すれば費用対効果を高めることが可能です。
■キャンバス広告
3つ目は キャンバス広告です。Facebookのモバイルアプリ上でインタラクティブな広告を表示できるというもので、リッチなコンテンツを提供でき、ブラウザで開くよりも早く表示できるなどのメリットがある広告です。
基本的な活用の目的は企業とFacebookユーザーがつながりをもつことです。
まとめ Facebookの広報展開では普段見れない企業の姿を見せる
普段みることのできない企業の裏側を見るこという楽しみを提供することで、「いいね」や「コメント」を利用し反応をしてくれます。
地道だけど、すごく身近なファンづくりと言ってもいいかもしれません。話題になっている今、もう一度活用について見直してみるのもいいかもしれませんね。