Facebookを広報に有効活用する3つの方法【今すぐ効果を上げたい方必見】
コラム
経営戦略×PR
2023.02.27

Facebookを広報に有効活用する3つの方法【今すぐ効果を上げたい方必見】

現在では、SNSは広報やプロモーション施策として、なくてはらないツールになっています。もちろん、私も毎日使っています。コラムを更新したり、友達の近況を眺めたりと__

そんななか、先日、SNSの代表的なツールであるFacebookが51%減益というニュースが報道されていましたよね。インスタグラム向け広告での収入が伸び、売上高は26%増だったようです。しかし、ご存知の通り同社は個人情報流出が発覚し、マイナス面で大きな話題となりました。

そこで今回は、身近なSNSであるFacebookのPR広報の有効な利用方法や、今後どのような方向へ進んでいくか注目しようと思います。

 

Facebookと広報の関係について

引用画像_Facebookと広報の関係性

Facebookの個人情報流出では、株価も調整に入りました。

その対応費が発生。損失は金額にしておおよそ50億ドルほどと想定しているそうです。個人情報を扱うにも関わらず、データをずさんな管理が引き起こした問題です。

とうぜん、企業もFacebookの広報利用も控えているようです。これについて、CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は今後プライバシー重視の路線を打ち出し、対話アプリやデータの暗号化を軸とした新たなビジネスに移行していく考えを表明しています。一方、こうした路線は広告効率を悪くして、経営にマイナスを与えるのではないかといわています。

 

Facebookの広報活用方法は主に3つ

画像_Facebookの広報戦略の選定を行う社員

Facebookを取り巻く環境は変わりつつありますが、ビジネスにおいては上手く活用すれば有効なSNSツールと言えます。企業として活用する際のポイントを3つご紹介します。

◎ポイント1 キャンペーンの情報拡散で活用する

単に企業の情報を投稿するだけではインパクトがないので、キャンペーンの告知・応募などの情報拡散で活用します。
いいね!だけでプレゼントに応募できるもの、自社サイトや特設サイトに誘導するなど様々なパターンが考えられます。

◎ポイント2:facebookライブ配信を活用する

フォロワーや友達にライブ動画などを配信できる機能があり、リアルタイムで視聴者とコミュニケーションを取ることができます。企業アカウントでもセミナー、イベントの模様を配信するような使い方ができます。

◎ポイント3:facebook広告を活用する

広告にはいくつかの種類ががあります。

■ダイナミック広告

1つ目はダイナミック広告です。これはユーザーの興味関心に合わせてFacebookのフィードに表示される、リターゲティング広告のよう形式です。コンバージョンに近いユーザーへリーチしやすいので高い効果が見込めます。

■カルーセル広告

2つ目はカルーセル広告です。広告内容に対してユーザーが指を使ったり頭を働かせたりするインタラクティブな作りになっています。

他の広告よりも目にとまりやすく、ダイレクトな反応が見込め、ブランディングに効果的と言われている手法です。 は通常の画像広告よりクリック率も高く、うまく活用すれば費用対効果を高めることが可能です。

■キャンバス広告

3つ目は キャンバス広告です。Facebookのモバイルアプリ上でインタラクティブな広告を表示できるというもので、リッチなコンテンツを提供でき、ブラウザで開くよりも早く表示できるなどのメリットがある広告です。

基本的な活用の目的は企業とFacebookユーザーがつながりをもつことです。

 

まとめ Facebookの広報展開では普段見れない企業の姿を見せる

引用画像_Facebook戦略の展開方法

普段みることのできない企業の裏側を見るこという楽しみを提供することで、「いいね」や「コメント」を利用し反応をしてくれます。

地道だけど、すごく身近なファンづくりと言ってもいいかもしれません。話題になっている今、もう一度活用について見直してみるのもいいかもしれませんね。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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