超多忙なテレビ番組のディレクターと面談する3つのコツ
PRトレンド
最新メディア情報
2023.02.27

超多忙なテレビ番組のディレクターと面談する3つのコツ

テレビ番組担当者とリレーションをとる際の、
アプローチ方法について考えてみたいと思います。

なんらかの案件で、「ピンポイントでこの番組のこのコーナー担当者と面談したい!」
というニーズがあり、各局の各番組ならびに各コーナー担当者宛に面談をするには、
次の3つの手法が挙げられます。

 

テレビPRではテレビ番組の担当者はこう攻略せよ!

1)各局内に常駐しているスタッフ宛にアポをとる

最もポピュラーな方法です。
アポ取得の成否は、番組やコーナーの方向性の事前リサーチと、番組の企画に合いそうなネタの選別をし、
番組の視聴率アップにつながりそうな情報提供をしたい、という思いをきちんと伝えられるかどうかにかかっています。

2)制作会社に常駐しているスタッフ宛にアポをとる

ごく稀に、番組内の特定のコーナー担当者に限り、
普段は局内に常駐しておらず、制作会社にいることが多い場合があります。
このような場合は、制作会社宛に連絡するのも良いでしょう。

ただし、週に数回のペースで、局内で行われる番組の制作会議に
制作会社常駐スタッフが出席するケースもあります。

担当者が滞在していることが多い曜日、時間帯を予め把握しておくのも良いと思います。

3)ノンアポで訪問する

これはただ闇雲に突撃訪問する、という話ではありません。
これは私が時々用いる手法ですが、まずはどこか一件、テレビ番組のアポを取得しておきます。

一見、ガードが固そうなテレビ局も、実は一度受付を突破した後は、
局内の色々なスタッフルームを周ることも可能です。

なお、これを実行する場合は、挨拶周りをしたい番組やコーナーの事前リサーチはもちろんのこと、
電話でアポ取りをする時と同様、
番組の視聴者に喜んでもらえそうなネタの提供をしたい、という気持ちを伝えることが大事です。

また、ターゲット番組が局内のどのフロアーにあるのか、
事前に把握しておくと、より効率良く局内を周ることができます。

紹介したい案件のリリースや企画書の他に、
商品サンプルなどを数点ストックしておいた方が良いと思います。

理由としては、口頭+文書説明に加え、実物があった方が、
スタッフが実際に自分で試してみて、
番組で取り上げるかどうかの判断材料にできるからです。
(サンプル提供する場合は、数量や大きさ等、
あくまでも常識の範囲内で行いましょう。)

 

3、4月の番組の改編期はテレビPRの狙い目

なお、ちょうど今の時期は、4月以降の番組改編や方針転換の話など、
最新動向をヒアリングできる良いタイミングだと思いますので、
是非色々トライされてみてはいかがでしょうか。

PRのポイント
PRのポイント「こうすればいけるのでは?、という仮説と実践を繰り返す」 メディア研究員:村山

執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

①:東洋経済オンラインでの連載記事
②:ダイヤモンドオンラインでの連載記事
③:プレジデントでの連載記事
④:日本経済新聞での連載記事