「ObentoPark」から考える。PRって結局、誰のため?
コラム
主婦共感×PR
2023.02.27

「ObentoPark」から考える。PRって結局、誰のため?

今日は、”原点回帰”という視点で
PRについて考えてみたいと思います。

最近、世の中の様々な商品、食べ物などで、
”普通”や”定番”などが見直されつつあります。

ここで例を一つ。ここ数年、ブームになっていた「キャラ弁」に対し、
「普通のお弁当」が見直され、注目を浴びています。

その具体的な動きの一つとして、
「ObentoPark」というサイトが注目されています。

コンセプトは、”みんなでつくるお弁当レシピサイト”。

色々調べると、
このサイト、8月時点で約10万件ある投稿数の約半分が、
”普通のお弁当”だったそうです。
しかも、その数はキャラ弁の約2倍とか。
(”普通のお弁当”は、どれも美味しそうでした。^^)

また、webで色々検索してみると、
そこには”キャラ弁”作りに疲れたお母さん達のホンネが。

「一度キャラ弁を作ると、子供の要求が多くなります。

”無理”とも言えず、手間暇かかるキャラ弁まで頑張ってしまい、
クオリティーを一度上げると、
それを維持しないと子供にがっかりされるので、引くに引けない、
という悪循環に陥っています・・・。」
(キャラ弁の出来具合で、子供同士でイジメが起きる、
というケースもあるそうです。)

お母さんだけでなく、幼稚園の先生からは、
こんなキビしいご意見も。

「凝ったキャラ弁作りに夢中になり過ぎ、
実際にそれを食べる子どものことを忘れてしまいがちなママがいます。

本来、子どもに喜んでもらうために作ったキャラ弁なのに、
栄養バランスが崩れたり、
食べづらくて子どもがお箸で上手くつかめない、
なんてことも起きています。
お箸に不慣れな子どもなら余計です。」
(キャラ弁そのものを禁止にする幼稚園もあるそうです。)等々。

うーん、これでは一体誰のためのお弁当だったのか?
と疑問に感じますね。

私はキャラ弁を否定するつもりはありませんが、
個人的には、
お弁当は彩りや栄養バランスが良く、
美味しいことが一番大事だと思います。

また、お弁当に限らず、
世の中にある商材が、一方的にブームを消費者側に煽ったりするのではなく、
関わる人達が、自然体にハッピーになれて、
気持ちをみんなで分かち合えるようにすることが一番大事だと思います。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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