ハウスリストとは、イベントやWeb、営業活動により集めた「見込み客情報」や「顧客情報」、「アプローチリスト」などのことをいいます。
「見込み客」でもあり「顧客」でもあるわけですから、新製品の販売や広告宣伝を行うための重要なリストとなります。
効果分析も行える。リストを活用して効率的にアプローチ
身近なところでいえばマクドナルドでやっている携帯電話(アプリ)に届くクーポン。
これはクーポンというお得情報を配信する代わりに顧客をリスト化しているわけです。
登録のときに「性別」や「誕生日」はもちろん、「居住地」なども聞かれます。
これが企業側にしたらマーケティングやセグメント、業績アップの大切な財産になるのです。
発信した情報に対しての効果測定を行えば、反応の良いキャンペーンが手に取るようにわかるわけです。
逆に言うと、ハウスリストを作らないということは、顧客がどこにどれだけいるのか把握をしないままと事業を進めるということです。
一般的に、人間は接触回数が多い相手に親しみを感じると言われています。
ハウスリストを元にDMやメルマガなどでコンタクトを取り続けることで顧客との関係性は密になるのです。
関係性が密になったお客さんに宣伝をするのと、まったく関係性のない相手に宣伝するの、どちらが効率がよいか想像するに易いですよね。
リストは持っているだけでは意味がありませんから、ハウスリストを作成したら積極的かつ戦略的に有効活用していきましょう。