018 テレマーケティング
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100の打ち手
2014.02.12

018 テレマーケティング

テレマーケティングとは、電話を使って直接販売すること。

限定したターゲットに対し直接アプローチすることで、商品・サービスの利用に結び付けます。

顔が見えないわけですから、声だけで効果的なコミュニケーションをとる必要があります。

電話帳片手に、かたっぱしに電話をしていては、非効率です。

方法として

①エリアマーケティング(地区をしぼってアプローチ)

②業種別(ターゲットとなる業界に属する企業をピックアップ)

③規模別(上場企業、中小企業、社員人数などで絞り込む)

などが考えられますが、いずれにせよリスト化し、関係者が共有しながら進めましょう

成功体験が増えれば、それは会社の財産になります

では、電話をする際のポイントをご紹介します。

堂々と自信をもって話すためには、まず知識を増やすこと

①毅然とした態度。ハキハキしたトーク

対面で営業するときにも同じことが言えますが、電話口でもこれは同じです。

モゴモゴと自信なさげに話ていると、電話口の相手は見破ります。

はきはきと、自信に満ち溢れて、堂々と、しゃべりましょう。

沢山の営業経験やテレアポ経験を積んでいると自然と自信がつき、臆することなくトークができるようになりますが、新人社員だとそうはいきません。

ロールプレイングを含め何度も練習を積んでいきましょう。これも経験です。

また、あたりまえですが、売り込みたい製品やサービスの内容をきちんと理解し、その業界において知識をつけておく必要があります。

毅然とした態度で話せない原因のひとつとして、知識不足があげられると思います。

「お客さんに質問されたらどうしよう」「聞かれたことに答えられなかったらどうしよう・・・」という不安が、声や態度に表れます。

自分が判っていないものを電話で簡潔に伝えることは、まず不可能です。

自信溢れるがトーク力を身につけるためにも、まずは自分の知識を増やしましょう。

②営業ではない、何か得なことがありそうと思ってもらえるトーク

既存顧客や仕入れ先などであれば、最初から嫌がられるとことはないと思います。

しかし、新規の場合はそうもいきません。

営業されるのは嫌だという前提で、担当者につないでもらえないことは多々あります。

これを突破するためにはどうすればいいでしょうか。

あなたが売り込みたい商品やサービスを利用・購入したときの効果を伝えてみましょう。

例えば、

●営業支援ツール(SFA)→効率化における利益率のアップ

●人材派遣→優秀な人材確保による売上拡大

●広告代理店→クロスメディア戦略による費用対効果の高さ

など、相手にとってメリットなることを想像させましょう。

③ブラッシュアップミーティング

やはりトーク力を磨くためには、お互いの課題やナレッジを共有し、改善していくことです。

繰り返しテレマーケティングを行っていると、必ず多くの課題が浮き彫りになってきます。

セールスポイントが相手にささらないのか、ターゲットが間違っているのか、それともトーク自体がダメなのか。

成果がいい人のトークを共有することで、組織全体として何倍も成長するものです。


テレマーケティングは、直に顧客と企業を結ぶ手法です。それは、さらに良い商品を作り出す原動力になります。

電話だけで終わらせず、次の戦略につながるように実施していきましょう。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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