【売れる本】になるためのポイント
コラム
成功事例×PR
2019.01.24

【売れる本】になるためのポイント

皆さん、突然ですが、売れる本と売れない本の違いって、分かりますか??

内容?著者?話題性?表紙の色?

実は【売れる本】にはいくつかポイントがあるそうです!
某有名作家先生にこっそり教えてもらったので、今日はその中から3つ、皆さんにも共有させていただきます!

まず、本の役割が明確かどうかが、売れる売れないの分かれ道だそうです。
名刺がわりに配る、出版もしている信用できる人ですよという博をつけるための本なのか?
それとも、売るために書いた本なのか?

前者の場合は、売ることよりも博をつけることが目的なので、今回はおいておきます。
では後者は、どうすれば売れるのか。

一番大事なのは、タイトルだそう。

では例題です。
次の本のうち、一番売れる本はどれでしょう?
1)前略、高卒認定試験です。
2)コンサル一年目が学ぶこと
3)覚醒せよ!後継者~事業承継・後継者育成の記録~

正解は、2)です!

なぜだか、わかりますか?

2)のタイトルだけが、読み手(買う人)が自分ゴトとして受け取れる表現になっていて、自分にとって必要な本か、読むとどういうメリットがあるか、想像できるようになっています。

また、タイトルに「私」などの一人称を使うと、どうしても自伝的なイメージが強くなり、売れません。
自伝が売れるのは、残念ながらよっぽどの著名人だけです。

タイトルとして大事なのは、
●読み手が自分ゴトに感じられるか。
●「私」などの一人称は使わず、「あなた」などの二人称を意識する。
●「3分」など数字を入れる場合は、より短く感じられる表現にする。
例えば、「たった3分で小顔!」→「たった90秒で小顔!」の方が短く感じられ、かつインパクトも強くなります。

この3つを意識するだけで、【売れる本】にぐんと近づけるそうです!

PR活動で作成するプレスリリースやWebサイトのタイトルの表現などでも、応用できそうですよね。
キーワードは、自分ゴトと二人称!
ぜひ、意識してみてください。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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