こんにちわ、上岡正明です。
12日(水)。
朝5時に起床、[朝トレ]を継続。
最近はめっきり寒いため、すぐに家を出て、
近所のコーヒーショップでしています。
本日は、主に金融メディア媒体を中心に速読。
週刊エコノミストをバリバリ片付ける。
(週に1誌出るので、すぐにたまりますから・・・)
私自身、投資もしています。
不動産ではありません。
土地に投資をしないのは、私の父の影響でしょう。
(詳しくは語りませんが)
現在は、日本の有価証券は全体10%ほどです。
あとは、中国、インド、先進国の国債などに分散しています。
これを、20歳の頃から続けています。
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■本日の【戦略者思考】はここから
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判断と決断の違い
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ビジネススキル ★★
セールス ★
経営 ★★★★★
マーケティング 無 (※5段階表示)
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「監督に期待するな 早稲田ラグビーフォロワーシップ」より ※講談社
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●大学ラグビーの最強集団を率いる中竹監督の、
リーダー論、戦略戦術理論とは、どのようなものだろうか。
それは、【判断】と【決断】の2つを使い分けることにある。
●中竹氏が考える【判断】とは、過去の出来事に対するものであり、
その基準は「良い」か「悪い」の二者択一しかない。
●いっぽう、【決断】とは、未来に起こる出来事に対して
下すもので、その基準は「強い」か「弱い」かしかない。
●そして、中竹氏はこう強調する。
たとえ選択的に間違っていた【判断】でも、強く下した【決断】であれば、
障害を残り越えて上手くいくことが多いと。
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この戦略戦術論は、とても奥が深いと思います。
一見、読み流すと、ただの言葉遊びのようだ。
だが、それは違う。
たとえば、道が左右に分かれているとする。
このときの 【判断】とは、右に行くか、左に行くか、
の二者択一でしかないわけだ。
そこでの、判断の強弱は、あまり重要ではない。
しかし、【決断】となると、話は違う。
『 あの山を必ず越えよう。
そすれば、必ず勝つ。
そのために、我々はこの道を進むのだ 』
というようなものでなければならない、と竹中氏は説いているのだ。
特に、部下や部隊を率いる場合には、
それを下すリーダーの決断の強さが重要になる。
そして、
強さがあれば、たとえ、その決断が間違っていようとも、
その困難を打ち破ることが可能であり、
最終的には正しい判断だったとして、
後に評価される確立が高まるというわけです。
私は、中小企業が決断を変えるのは、一向に構わないと思う。
市場も環境も、刻一刻と激変している。
むしろ、歩みは止めることなく、
次々と新しい打ち手を繰り出して、より高い戦略を練り上げて、
部隊の生産性を強化していくことが重要だ。
ただし、
不安、迷い、恐れは、良くない。
特に経営者がそうした心理に囚われると、
数秒のうちにチーム全体に伝播する。
【決断】が弱まると、組織にそれが伝播して、
戦略全体が狂って失敗するのだ。
リーダーたるものは、戦略を練り、取捨選択するのが仕事。
であるなら、みずからの決断にこそ、
自信とエネルギーを注ぎ込まねばならない。
(たとえ、それが朝号令し、夕方にまた変えるような決断であろうと、です)
多少の推測を用いればここで、幾多の戦いを指揮してきた中竹氏が強調しているのは、
以下の2つだと思います。
(1)一軍の将、あるいは組織のリーダーたるものは、
決断を下すからには、その全軍の責任を持たなければならない。
(2)その決断の強さが、勝敗を決するからだ。
繰り返すになるが、重要なのが(2)です。
その決断の強さが、勝敗を決する、という事実でしょう。
中竹氏は、 多少の選択ミスは、
勝敗にはあまり関係ないとまで言い切っています。
【 想いは、叶う 】。
そして、
【 汝、決断を信じる気持ちが、勝利をもたらす 】
上記下段は、筆者が、即興で作った論語です。
それらしく聞こえてしまうのは、
古来からの兵法も論法も、
常勝をつかさどる将の心構えは、根源皆一緒、ということだろう。
※あなたの考えを、宜しければメールください。
ご批判・反論も受け付けております。
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筆者の実践・筆者の仮説は、次号でも、必ず、ご提示します。
ぜひ、それまでに、
あなたも全体思考を最適化させて、
あなただけの、ハイブリットな、
ベストソリューションを導き出して下さい。
きっと、普通に読み流すよりも、
あなたの血肉となるはずです。
筆者が、このコラムを読むことで
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スキルフレームのひとつ、「ハイブリット(複合)」力も。
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本日はここまでです。
次回も、実践×検証×理論化による
ハイブリット経営のメソッドを、
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※ 文中では、僭越ながら読者の皆様方を広く
一人称にて表現させて頂いております。何卒ご了承下さい。