PR企画の立案は他ジャンルを見る!?
コラム
経営戦略×PR
2018.02.20

PR企画の立案は他ジャンルを見る!?

皆さんこんにちは。
2月も残すところ1週間、、早いですね~~
2月は逃げる、3月は去る、昔の人は上手に言ったものです。
怒涛の年度末を過ごされている方、まだまだ寒い日が続きますので、どうぞご自愛ください。

さて今日は、視点をズラすPRの考え方について書きたいと思います。

PRの企画立案をする際には、
メディアのモニタリングや自社商品の再研究等が思い浮かぶと思います。

しかし実は、自社商品のジャンルから敢えて視点をズラす事が企画立案のコツなんです。
つまり、一歳関係の無いジャンルやエリアを幅広く見て世間の関心事と自社の強みを繋げるんです。

例えば、紙オムツの場合
商品の吸水性やフィット感が向上したという、機能面を訴求してもメディアには取り上げられません。

そこで、睡眠という別ジャンルで赤ちゃんの睡眠の質が低下している!という社会問題があったとします。

その様な背景であれば、世の中の関心事や社会問題に視点をズラし、「自社のオムツが赤ちゃんに快適な睡眠を提供でき、社会問題を解決できる」
という文脈でPRを行います。

そうすると、情報に社会的な価値が付与されてより多くのメディアに取り上げられる様になります。

自社商品にばかり目を向けるのでは無く、
視野を広く持ち世の中の関心や社会問題と商品の強みに結びつける事が大切です。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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