皆さんはゴールデンウイーク、
十分に楽しめましたか?
家族でキャンプやバーベキューを楽しんだり、
パーキングエリアや観光地のフードコート等で
食事を楽しんだ方も多いのではないでしょうか。
さて、本日のPRテーマは、
「五感」です。
最近、とある展示会で、
各企業が食品をPRするシーンを目にしました。
その中でも特に印象的だったのが、
”嗅覚”に訴えかけて商品をPRするブースでした。
会場を歩いていると、
どこからともなく、
ポップコーンやカレーライスの香りが。
「もしや試食か何か?」
思わず振り返ると、
何やら香りを放つ機械の姿が。
なるほど、これが香りの正体だったのですね。
つい、食べたいという衝動にかられてしまいました(^^;>)。
webで色々検索してみたところ、
この機械は
全国のスーパーマーケットや飲食店、
イベント会場などで
主に活用されているようです。
この手法がPR施策として活用された背景には、
全国の販売市場で、
これまでの広告宣伝の手法でモノ・サービスを販売する方法に
行き詰まり感が出てきた、という事情があります。
香りを使った販促手法が普及したきっかけは、
大手食品メーカーが香りを販促に使い始めたことにより、
有効なツールとして認知され始めたことでした。
確かに目や耳に入ってくる情報だけでは、
いまいちピンとこないこともあると思います。
ところが、嗅覚は五感のなかで唯一、脳内の命令系統を直接刺激するため、
いわゆる衝動買いを引き起こしやすいと言われているそうです。
また、最近では”香りの研究”が進んでおり、
”香り”には人の記憶を呼び覚ます効果があるそうです。
また、”香り”は認知症の治療や老人介護等の場面でも注目されており、
”香り”のビジネスチャンスはこれからも拡大し続けることが期待出来ると思います。