インスタPR(メッセージ訴求系)
コラム
女性視点×PR
2017.02.08

インスタPR(メッセージ訴求系)

久しぶりの投稿になってしまいました。

私たちPR会社は4マス(TV/新聞/雑誌/WEB)に対して情報開発をし、発信しているのですが、
現在では4マス以外にSNSの存在も大きくなってまいりました。

インスタグラム上で影響力のある人(インフルエンサー)が商品をもち、写真を投稿しているのを一度はみたことがあるのではないでしょうか?
このような形式でのPR法は一般化し始めておりますが、今回はインスタグラムを活用したひねりを効かせたPR方法をご紹介いたします。

パリに住む25歳のルイーズさんは2016年8月5日より自身のインスタグラムアカウントで投稿を始めました。
彼女の可愛らしいルックスやお洒落なライフスタイル写真は数多くのユーザーを魅了し、人気のインスタグラマーとして話題を集めました。(現在フォロワー 111K)

彼女が投稿した写真は全部で150枚。
一見、どれもお洒落なライフスタイルを写したこれらの写真にはある共通点が存在します。

それが、、どの写真にも「お酒」が写っていることです。
実は、このルイーズのアカウントもAddict Aide基金のアルコール依存症防止キャンペーンのために作られたもので、
「身近な人の依存症は見落としがち」というメッセージを込めたものだったのです。

同基金はアカウント開始から2ヶ月ほど経った9月下旬に、同アカウントで“真実”を告げるキャンペーン動画を投稿したそうです。

このキャンペーンでは、もともと存在するインフルエンサーを活用するのではなく、
インフルエンサーをつくり上げながら、人々にメッセージとして訴えかける、今までにないPR手法でした。

私自身、SNSの活用方法はありきたりなものしか考えられなかったのですが、
このように、面白い活用方法があったとは驚きでした。

今後のPRの手法の参考にしてみよーっと♪


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

①:東洋経済オンラインでの連載記事
②:ダイヤモンドオンラインでの連載記事
③:プレジデントでの連載記事
④:日本経済新聞での連載記事