コラム
経営戦略×PR
2017.01.25

SNS成功事例

一月になりとても寒くなってきましたね。
お風呂が好きな私はついつい長風呂をしてしまいます。

今回は、SNSを使った有名なPR事例をご紹介したいと思います。(私の分析ですが)
それは”BOTANIST”のインスタグラムを使った事例です。

ボタニストの販売会社は商品そのものではなく、BOTANISTのあるライフスタイルを上手く訴求しバズを生み出す事に成功しました。
販売会社は、まずBOTANISTを置くと水回りが美しくなる!というイメージを訴求しました。
その為に、女性に多くの支持を得ているインスタグラマーに商品を提供。
彼女達に、BOTANISTが置いてあるお風呂場を写真で投稿してもらいます。

多くの女性から羨望の眼差しを注がれている彼女達が ”ボタニストのある美しい水回り” を投稿すると、多くの女性が憧れを抱きます。
そして、商品を置くだけで憧れの人と同じライフスタイルを過ごす事が出来るのです。
なお、自分もBOTANISTが移り込んだ水回りを投稿する事で美しくスタイリッシュなライフスタイルを送っている事をアピールできるのです。

この様に、商品そのモノの特徴を訴求するのではなく、
商品が消費者に与える価値を提案する事でより多くの人の共感を得られる事ができるのです。
そして、その共感が様々な人の潜在的なニーズに刺される事で爆発的な口コミを発生させる事が出来るのではないでしょうか。

皆さんも、PR施策を計画する際にはどの様なメッセージであれば多くの人の心に刺さるのか!口コミを発生させられるのか!
を考えてみてはいかがでしょうか?


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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