総合コンサルティング会社「ガートナージャパン株式会社(東京:港区)」は、マーケティング業務に必要なスキルやキャリアの調査結果を発表しました。
(この調査は、2016年11月~12月に、従業員が2,000人以上の企業からの回答で、有効回答数は378件)。
マーケティングに必要なスキルを訪ねたところ(複数回答)、
1.企画・立案能力 72.1%
2.データ分析能力 62.4%
3.マーケティング全般の経験 54.7%
4.社内調整力 53.1%
5.プレゼンテーション能力 43.5%
の順でした。
このスキルは、マーケティングに限らず、広報(PR)にも通じるスキルでもあります。
「人脈・顔の広さは、31.9%」で8位でしたが、広報(PR)担当者のスキルでは、もっと上位にくるでしょう。
また、マーケティングの部門長として相応しいと思う経歴では、
1.社内の他部門またはグループ企業からの異動 34.8%
2.広告代理店やコンサルティング会社などからスペシャリストの途中入社 34.0%
3.マーケティング部門内からの昇進 15.9%
4.他部門の部門長が兼任 1.0%
という結果でした。
「広告代理店やコンサルティング会社などからスペシャリストの途中入社」が34.0%と高い数字になっており、会社の規模にもよりますが、広報が無い企業、広報がある企業でも費用対効果を考慮すると広報(PR)業務を外部委託する=PR会社を利用するのは有効かと思います。