「BtoBの事業を展開する会社のPR」
コラム
経営戦略×PR
2015.10.30

「BtoBの事業を展開する会社のPR」

先日、ビッグサイトで行われたIT関連の展示会に行ってきました。
名前を知っている会社、失礼ながら知らない会社、数多くの企業が出展していました。
中には非常に面白い企業向けサービスを出してる会社がありましたが、世間一般には全く知られていない会社もありました。
個人的にはなぜもっと広報やプロ―ション活動に力を入れないのだろうと不思議に思いました。

上記のような事業ターゲットが企業向け、いわゆるBtoBで展開している企業の人とお話すると必ず挙がる一言があります。
「うちはBtoBだからPRはやっても意味がないです」
しかし、それは少し違います。
BtoBの企業も目的をしっかり定めればPR活動の効果は発揮されます。

例えば、村田製作所では「ムラタセイサク君」という自転車型のロボットを独自で開発しました。
最先端技術を搭載し自力で走るという性能から自社の技術力の高さを訴求しました。
併せて展示会でお披露目することで国内外のメディアで取り上げられ、話題となりました。
また、全国各地の学校から子供たちに見せてほしいという要望が殺到したそうです。
その結果、難しいとされた一般の人たちとのコミュニケーションの強化が為され、認知も広がりました。

村田製作所に関しては「一般のひとたちとのコミュニケーションをとる」ということを目的に進めた結果、自社の力を発揮する形でロボットを作ってPRしたという非常に分かりやすい例です。
BtoBであろうとBtoCであろうと目的をしっかり定め、戦略をたてて実行するこが重要であることが分かります。

BtoBの事業を展開されている会社の方々にも積極的にPR活動を取り入れて欲しいと思います。
お困りの際は是非弊社までお問い合わせください(^◇^)


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

①:東洋経済オンラインでの連載記事
②:ダイヤモンドオンラインでの連載記事
③:プレジデントでの連載記事
④:日本経済新聞での連載記事