経営戦略×PR
2018.12.26

AI×PR

6月に入り、梅雨入り目前ですね。
じめじめした天気が続きますが、夏に向けて頑張っていきましょう。

今回は、AIとPRについて取り上げたいと思います。

最近ではAIに関連するニュースを目にしない日はないほど私たちの身近なものとなってきました。
近い将来、技術革新と更なる普及により「AIに仕事を奪われる」や「なくなる職業」というようなニュースも報じられるほど。

とにかく話題に事欠かないAIですが、
その流れがついにPR業界にも入ってきました。

リリース配信サイトの「PR TIMES」では、
今年の3月から「リリースAI受信」機能をスタートさせました。

1万人以上の記者に向けて、人工知能が記者ごとの関心に合わせてプレスリリースをマッチングするサービスだそうで、
記者が記事を読めば読むほど内容を学習して、本質的な傾向を洞察したうえで、マッチ度の高いプレスリリースを表示するそうです。

これまで「PR TIMRS」では、月間およそ9000本のリリースが配信され、
莫大な情報の中からマッチする情報の取捨選択に大きな課題を感じていたそうです。

そこでAIを取り入れることにより仕分け作業を代行する優秀なアシスタントであり、
言葉にしていない内心までも読み解くカウンセラーの役目の実現を目指すそうです。

AIの普及によりPR業界も少しずつ変わっていくのは確かでしょう。
もしかしたら人を全く介さないAIが創り出すメディア時代というものが、すぐ近くまで来ているのかもしれません。

流行の最先端を追い続ける業種として、常にアンテナを張って新たな時代に乗り遅れないようにしたいものですね。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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