コラム
経営戦略×PR
2018.01.22

言葉の重要性

最近マネジメントに関する本を読むのですが
今回は『絶対達成する部下の育て方 横山信弘』を読みました。

この本は大きくまとめると
『目標に到達させる為の予材を逆算して積み上げる』という事が書かれています。
また、目標に対する概念も従来の”目指すべきゴール”ではなく”必ず到達するゴール”として書かれています。
上記の2点は仕事をするにおいて非常に重要な考え方で共感できました。

しかし個人的な感想としては抽象的な言葉の表現が多く、伝えたい事がしっくり頭に落ちない印象を受けました。
もっと具体的な言葉で的確に単語を捉えれば、よりスッキリと読者の頭に情報が入ってくると思います。

この、的確に単語を捉える事(フォーカシング)は広報においても非常に重要です。
『伝えたい』または『頭の中にある』情報を、ふんわりとした抽象的な単語で表現するのではなく、
的確な単語で捉えて伝える事で誤解なく的確に伝える事が出来ます。
そして、的確に情報を伝える事が出来れば人を動かすことができます。

例えば、抽象的な単語を具体的な表現にすると、、、
あきらめない→期日まで行動し続ける
努力→苦手な部分を強化する
となります。

営業のマネジメント現場で部下を動かす時、商品購入という行動に生活者を導く時
的確に単語を捉える事(フォーカシング)を意識して
より具体的に伝えてあげると部下や生活者は”やるべき事”が分かるので
行動の変化を起こしやすくなるのではないでしょうか?

広報もマネジメントも
”言葉”は非常に大切ですね。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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