こんにちは。
すっかり寒くなってきていますが、
風邪には気を付けたいですね。
さて、今回は一見地味な方法ですが、
認知度アップに成功したPRトピックをテーマに
コラムをお届け致します。
最近まったく足を運んでいませんが、
実は私、昔からテーマパークが大好きです。
(なんというか、童心に返る、と言いますか。^^)
休日にテーマパークのことを調べていたら、
面白いニュースを発見しました。
それは、「日本一懐かしくて、日本一安い遊園地」と呼ばれている
「るなぱあく」です。
60年前に開園し、
2016年には約146万人以上が来場し、
開園以来、最多の利用者数を記録したそうです。
さらに驚くことに、
るなぱあくの遊具の料金は、
なんとどれも10円、または50円で利用できる、というのです。
(登録有形文化財に指定されている木馬が
10円で利用できるのが、人気の理由の一つだそうです。)
気になって調べてみました。
率直に言うと
最初にパッと見た感じでは
1回来たら飽きてしまうのでは?と思いました。
ところがこのテーマパーク、
リピーターが増えているようです。
何故でしょう?
色々調べてみると、
どうやらSNSをコツコツと上手に活用したのが
要因だそうです。
詳細は主に以下の通り。
・情報発信は、ホームページ、Facebook、LINEなどで実施。
Facebookに関しては、ほぼ毎日投稿あり。
・Facebookでは2000人以上がフォロー。
「いいね!」もほぼ同じ数ほどあり、
ここからの情報拡散が大きい。
・LINEでは、リピーター向けに、イベント情報や
おトクなクーポン情報などを発信。
・実際の来園者から、口コミで話題拡散
(例:かつては人気が低迷してガラガラだった遊園地が、
”怖くないジェットコースター”が人気となり、来園者が急増。
*人気の理由(一部)
・シニア層の方が、安心してお孫さんと一緒に乗れる
・動きがゆっくりなので、景色を楽しみつつ、
乗りながら写真を撮りやすい。
(確かに一般的なジェットコースターは、
高齢者の方々は敬遠されがちですが、
こうやって安心してゆったり乗れる
ジェットコースターもいいですね^^)
テーマパークに限らず、
日本には他にも
”古きよきもの”が沢山あります。
何でもただ単に新しいければ良いとは限りません。
どんな商品やサービスも、何もしなければ
いずれは忘れ去られてしまいます。
どんなに時が経っても
人々から忘れられないようにするためには、
常に新しいPR手法を地道に開拓していく必要があると思います。