ニュースのトピックになるには?
コラム
経営戦略×PR
2017.05.16

ニュースのトピックになるには?

皆様G.W.でしっかりと日頃の疲れをリフレッシュできましたでしょうか?

私は、リフレッシュしすぎてしまい、
G.W,が終わってもなかなか仕事モードに入れない日々が続いております。

さて、今回はWEBメディアについて取り上げたいと思います。

スマホの普及により、ますます訴求力を高めているネットニュース。
その中でも、2トップにあるのが「LINE NEWS」と「Yahoo!ニュース」ではないでしょうか?

LINEニュースでは、月間アクティブユーザーが4100万人越え、Yahoo!ニュースでは月刊PV数が100億人越えと世代別にみても、2つのニュースサイトが上位を独占しています。

やはり広報担当者としては、ぜひ押さえておきたいニュースサイト。

一体どうすれば、うまく取り上げられるのでしょう?

よく勘違いされるのですが、
実は、Yahoo!ニュースやLINEニュース自体が記事を書いていないとのことです。

提携しているWEBサイトからの配信・転載になります。

そこで、まずはLINEニュースやYahoo!ニュースと提携している一次メディアと呼ばれる提携サイト(メディア)へのアプローチ・掲載が必須となります。

一次メディアの掲載後、
LINEニュースやYahoo!ニュースへ転載されることとなりますが、多くの人に見られるトップやトピックで取り上げられるにはどうすればよいのでしょうか?

Yahoo!ニュースでは、一日4000以上の記事が配信されるそうです。
その中で、トピックに選ばれるのは、わずか80件程と言われています(そのうち経済ニュースは7~8本程)

一体どのような記事がピックアップされているのでしょうか?

トレンドや話題性が高いものは当然ですが、
そのほかにも付随情報がわかりやすくまとめられているというのが大きなポイントになるようです。

どいういことかといいますと、
Yahoo!ニュースやLINEニュースでは、関連情報のリンクが添えられています。
これは、ニュースのユーザーが疑問に思うことやもっと知りたいと考えるであろうこと、併せて知っておいたほうが良いと思われることを先回りして探して記事とセットで提供しているものです。

そこでリリース等、
普通の記事にすべてが盛り込まれていることはない一時情報や有益な関連情報、様々なカットの商品画像や業界用語の解説、市場データ等をわかりやすくまとめ提示すると取り上げられやすいそうです。

情報を受け取る側に対してこまめな気遣いが大切なのは、Yahoo!ニュースやLINEニュースだけでなく、すべてのメディアに言えることですね。

皆様のご参考になれば、幸いです。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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