#ソロ活ってご存知ですか?
コラム
経営戦略×PR
2017.03.27

#ソロ活ってご存知ですか?

皆さん、最近インスタグラム上で#ソロ活
というワードが流行っている事はご存知でしょうか?
今回は、なぜ今!#ソロ活が流行っているのかを考えてみました。
#ソロ活人気の理由は
<自分ブランドを発信できる>インスタと、<労働時間の増加>という生活スタイルの変化が原因だった?
まず<自分ブランドを発信できる>インスタの特長から説明します
インスタグラムでは、素人が撮影した写真でもプロ並みに加工できる加工技術があります。
アプリ内では、それぞれが写真に磨きをかけていかに自分や料理をキレイに映えさせて投稿するかが『イイね』を貰える鍵になります
だから、いかに見栄を張って自分をキレイに見せても周りから叩かれる事はありません。
自分のライフスタイルを、美しくきれいに切り取って発信させる事で自分の世界観を発信できるのです。
その次に<労働時間の増加>による生活スタイルの変化について説明します。
インスタグラムのメインターゲットは20代前半~30代前半だと言われています。
20代は大学卒業後に社会人として働き始める時期、30代はまさに責任世代ともいわれる働き盛りの時期、
結婚している主婦でも専業主婦は少なく、パートとして働き始める女性も多いようです。
だから、一人で行動する機会、いわゆる#ソロ活も増えるのです。
ライフスタイルの変化によって人との接触時間が減ってゆきます。だから、自分をアピールする時間が減ってゆきます。
自分を知ってもらえなければ、人との繋がりもなくなってしまいます。
だから、SNS等を使い自分を上手く発信していかなければなりません。
20代の若者の中には、出会いを求める為にインスタ上でキレイなライフスタイルを発信している方もいるのではないでしょうか?
そんなライフスタイルの変化と
自分をきれいに発信できるインスタグラムの特長が良くマッチしたのだと思います。
#ソロ活 とつけて自分の少し上質なライフスタイルをアピールする事で、
無意識の内に自分の生活の充実感や人柄等を伝えようとしているのではないでしょうか?
今回は、キーワードから原因を考えてみましたが
逆に、社会背景やライフスタイルの変化を分析する事で、
これから流行るキーワードを予想してゆくと面白そうですね。
私も、SNSを見る際には少し違った目線で分析してゆきたいと思います。

執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

①:東洋経済オンラインでの連載記事
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