コラム
経営戦略×PR
2017.03.23

新しいメディア

3月中旬ですが、まだまだ寒いですね。

寒い時期はひたすら部屋の中にこもってネットサーフィンをしている私ですが、
職業柄ついつい何が流行っているのかが気になってしまい、ついつい夜更かししてしまいます。
今回は、寝不足になりながらも気になったトレンドをご紹介いたします。

さて、それではここで一つ問題です。
今、10代、20代の若い世代の中で静かなるブームが起きている新しいメディアをご存知ですか?

ネット限定チャンネル、LINEニュース、AbemaTV等がいろいろなメディアがありますが、、、

正解は、ラジオ。

そう、みなさんご存知のあのラジオです。

実は今、ラジオが新しいメディアとして若い世代に再注目され始めています

ひと昔の前のイメージのあるラジオですが、
彼らの両親の世代もラジオを聞かなくなっているのため、今の10代はそもそも生まれてからラジオに接する機会がほとんどありません。
そのため若い世代にとってラジオは、ウェブメディアやSNS、テレビともまったく違う初めて触れる”新しいメディア”なのです。

SNSやネットが身近ある若い世代にとってなぜ、ラジオが受け入れられているのでしょうか?

それは、ラジオならではの空気感にあると考えられています。

少し前から、「LINE疲れ」や「Twitter疲れ」と言った言葉をよく耳にするようになりましたが、自由気ままに情報発信出来ていたSNSが、

いつの間にか、周りの目や反響を意識しながらの発信に変わってしまい、ソーシャル疲れが起きるようになってきました。

そんな中、ただ何となく聞き流せるラジオだからこそ、友達や家族、SNSでつぶやきづらいことも相談しやすくなるそうです。

また番組ごとに顔の見えないリスナーと作り上げていく一体感、仲間感というのが、SNSでは産まれない新たなコミュニティを創り出しているのも、

若い世代に受け入れられている大きな要因だそうです。
ラジオは「古い」から「新しい」に変化している中で、いかにうまくPRの手法として活用していくのかが今後のトレンドになりそうです。
皆様もぜひ、もう一度ラジオについて考えてみて下さい。

執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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