スマートフォン(スマホ)の普及によって、情報の取得方法や人とのコミュニケーションのあり方が大きく変わり、近年、広報やマーケティングでもスマホの活用に力を入れているのは皆さんご存知の通りです。
JTB総合研究所では、「スマートフォンの利用と旅行消費に関する調査(2016)」を実施・発表しました。
スマートフォンで良く使う機能は?という結果(複数回答)は、
1.メール 7%
2. 電話 8%
3. チャットアプリ 4%
4. 乗り換え案内 5%
5. カメラ 9%
6. 検索エンジン 0%
7. ニュースサイト 4%
8. 地図アプリ 3%
9. SNS 9%
10.ゲーム 30.6%
でした。
一方、SNSを良く利用する、を性年齢別でみると、
女性18~29歳 68.9%
男性18~29歳 52.4%
女性30代 43.7%
女性40代 38.8%
男性30代 38.8%
男性50代 38.8%
男性40代 35.9%
女性50代 25.2%
男性60代 20,4%
女性60代 15.5%
という結果でした。
やはりというべきか、SNSは30代以下の若い世代で多く利用されています。
ただし、SNSで経験したこと、を年次比較すると、当初は人とつながる「交流ツール」から、ニュースや消費に関わる「情報ツール」としての利用に変化してきています。
ちなみに、インターネットから得るニュースの情報源は、
1. Yahoo!ニュース 7%
2. LINEニュース 7%
3. NAVERまとめ 0%
4. SmartNews 5%
5. グノシー 2%
6. 友人の反応・リツイートなど 7%
7. 2ちゃんねるまとめ 4%
という結果で、Yahoo!ニュースが圧倒的に支持されている現実があります。
また、ジャストシステムが実施している「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」によると、ネットショッピングに大きな変化が出ています。
「ネットショッピングで主にスマホを使う」ユーザーが、
2015年1月 10.8% ⇒ 2016年9月 34.0% と3倍に増えています。
なお、格安スマホの利用率は、
2015年5月 5.8% ⇒ 2016年3月 10.1% と約2倍に増えています。
今後も、スマホ利用者の意識と活用法の変化に注目して、ビジネスに活かしてゆきたいものです。