「スマートフォンの現状は?」
コラム
経営戦略×PR
2017.03.07

「スマートフォンの現状は?」

スマートフォン(スマホ)の普及によって、情報の取得方法や人とのコミュニケーションのあり方が大きく変わり、近年、広報やマーケティングでもスマホの活用に力を入れているのは皆さんご存知の通りです。

JTB総合研究所では、「スマートフォンの利用と旅行消費に関する調査(2016)」を実施・発表しました。

スマートフォンで良く使う機能は?という結果(複数回答)は、

1.メール 7%

2. 電話 8%

3. チャットアプリ 4%

4. 乗り換え案内 5%

5. カメラ 9%

6. 検索エンジン 0%

7. ニュースサイト 4%

8. 地図アプリ 3%

9. SNS 9%

10.ゲーム 30.6%

でした。

 

一方、SNSを良く利用する、を性年齢別でみると、

女性18~29歳 68.9%

男性18~29歳 52.4%

女性30代 43.7%

女性40代 38.8%

男性30代 38.8%

男性50代 38.8%

男性40代 35.9%

女性50代 25.2%

男性60代 20,4%

女性60代 15.5%

という結果でした。

やはりというべきか、SNSは30代以下の若い世代で多く利用されています。

ただし、SNSで経験したこと、を年次比較すると、当初は人とつながる「交流ツール」から、ニュースや消費に関わる「情報ツール」としての利用に変化してきています。

 

ちなみに、インターネットから得るニュースの情報源は、

1. Yahoo!ニュース 7%

2.  LINEニュース 7%

3. NAVERまとめ 0%

4. SmartNews 5%

5. グノシー 2%

6. 友人の反応・リツイートなど 7%

7.  2ちゃんねるまとめ 4%

という結果で、Yahoo!ニュースが圧倒的に支持されている現実があります。

 

また、ジャストシステムが実施している「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」によると、ネットショッピングに大きな変化が出ています。

「ネットショッピングで主にスマホを使う」ユーザーが、

2015年1月 10.8% ⇒ 2016年9月 34.0% と3倍に増えています。

なお、格安スマホの利用率は、

2015年5月 5.8% ⇒ 2016年3月 10.1% と約2倍に増えています。

今後も、スマホ利用者の意識と活用法の変化に注目して、ビジネスに活かしてゆきたいものです。

 


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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