もうすぐホワイトデーですが・・・
コラム
経営戦略×PR
2017.03.06

もうすぐホワイトデーですが・・・

バレンタインデーから一カ月が過ち
もうすぐホワイトデーがやってきますね。
この時期、女の子にお返しする
チョコレートで迷われている男性陣は多いのでしょうか?
(私はお返しする方がいないので心配ないのですが、、、)
そんな時は、GODIVAのチョコレートがおススメです。
なぜなら!高級感なイメージがあるにも関わらず近くのコンビニでも購入が可能だからです。
しかし、最近コンビニで良く見かけるGODIVAですが、陳列され出したのは2011年から!
それまでは、『高級なブランドイメージを崩したくない』との理由からコンビニでの販売はしていませんでした。
2011年からの改革の舞台裏には、一人のフランス人社長の存在があります。
彼は2011年、社内の反対を押し切りGODIVAのコンビニ販売を開始したのです。
社内では、『高級・憧れをブランドイメージを持つGODIVAブランドを崩してしまう』との声が上がっていました。
しかし、社長の考え方は違いました。
彼は、心と体は相対するものでなく両立が可能だと考えたのです。
つまり『高級感』『憧れ』は心で思うこと、『行きやすさ』『来店のしやすさ』は体の行動、だから両立が可能という考え方です。
そこで社長は、
心へのアプローチを広報活動
体へのアプローチを販売チャンネル
に区別して展開する事でゴディバのイメージを崩さず高倍率を5年間で2倍に伸ばしたのです。
企業の広報やブランディング戦略を考える際には
相対的に一つの物事を捉えるのではなく、物事を細分化して見る視点が大切ですね。
細かく一つ一つの事を考える事で少し視点をズラした考え方が出来るのではないでしょうか。
私も、PR施策を考える際には一つの物事を細かな視点で捉える様に心がけたいと思います。

執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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