挑戦してみたい最近の新聞のトレンド
コラム
経営戦略×PR
2019.02.20

挑戦してみたい最近の新聞のトレンド

本日のコラムは、最近の日経新聞で増えている記者が挑戦するタイプのコーナーを取り上げてみました。

10月27日(月)日経MJ新聞 4面 『新サービス 記者がチェック』より

昨今あらゆる場で応用の試みがなされている3Dプリンター技術。これの技術を応用し街の写真館で自分や家族の写真を作るのが、静かなブームになっているとの事。
外見には全く自信がないという日経新聞の細川幸太郎記者が自分のフィギュアを作るため、写真印刷などのキタムラの子会社であるラボネットワークへ向かう。

スキャンの仕方は、上下にカメラが内蔵され、被写体を載せた円盤が回転し全身をスキャンするというもの。記者も早速直径75センチほどのお立ち台に乗り、眩しい蛍光灯に照らされながら1周15秒。ゆっくり5回転し1分40秒ほどで撮影は完了した。

出来上がりは2週間後。スーツの裾のしわや肩に掛けた一眼レフカメラの微細な凹凸まで忠実に再現され、記者さんは笑ってしまったとのこと。

早速オフィスに持ち帰りフィギアを記者の後輩の机に置いてみると、机に戻ってきた後輩より、「フィギアになっても、目つきが怖いですね」と言われたそう。

この記事のように、記者が取材先の商品・サービスを実際に体験してみるという記事は最近新聞で増えています。

なかなか商品・サービスの訴求だけでは伝わらない場合、実際に体験して記事にしてもらうのは、一番手っ取り早い方法ですが、単純に取材に来てもらう以上にハードルが高いように感じられます。

なぜならば、
・ 商品・サービスそのものに高い興味を持ってもらう必要があること
・ 商品・サービスを体験している姿が画になること
・ 実際に商品・サービスを体験してみて、それが記者さんの思う満足な仕上がりになること
の3点が欠かせないからです。

日々沢山の商品の紹介を受けている記者さんが実際に試したくなるほど商品・サービスに興味を持ってもらう。というのはかなりハードルが高く、期待値を上げて取材している分、「体験していまいちだった・・・」という感想を持たれると掲載の可能性が大きく下がるように思われます。

実際今回の記者さんは、撮影から完成するまでの2週間は仕上がりをワクワクして待っていたそうで、「昭和初期の人々が街の写真館で撮った写真を心待ちにした感情なのだろう」とワクワク感に加えてノスタルジックな思いを馳せ巡らせています。

日々沢山の商品・サービスの提供を受けている記者さんをこれほどワクワクさせる商品は、広報担当者としては非常にメディアへの訴求がしやすいと思われます。

弊社としても、切り口や見せ方を工夫することで、本来の良さがなかなか伝わらない商品・サービスを記者さんが体験したくなるほどの訴求力のあるものへと変えていければ、広報・PR担当としてこれほど嬉しいことはありません。


執筆者・監修者
上岡正明
テレビコメンテーター・経済記者
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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