自分のYouTubeチャンネルに毎日1本以上動画投稿することを文字通り「毎日投稿」と言います。
ここではYouTubeにおける毎日投稿のメリット・デメリット、その他のポイントや注意点について解説していきます。
*記事を書いた人:2年で登録者20万人の現役ユーチューバー
YouTubeを毎日投稿するメリット6選
メリット1.早く収益化しやすい
他にも細かな条件はありますが
・動画の総再生時間4000時間
・チャンネル登録者数1000人
これを両方クリアするとYouTubeチャンネルを収益化できます。そしてやはり基本的には毎日投稿するほうが、登録者・再生時間の伸びが良くなる傾向にあります。なかなか収益化できないとモチベーションが続かないかもしれませんから、「収益化完了までは毎日投稿」と決めておくのもいいかもしれません。
メリット2.YouTubeのアルゴリズムに評価されやすくなる
毎日投稿をすると「チャンネルを放置していない」とYouTubeのアルゴリズムにみなされて、関連動画やおすすめ動画として、あなたの動画が表示されやすくなります。(ただし必ずしも毎日投稿でなくてもこのメリットは得られます)
メリット3.バズる動画が出やすくなる
どれか1本でもバズる動画が出れば、予想以上にチャンネル登録者数・動画総再生時間が伸びやすくなります。もちろんこういった動画は狙って投稿できるものではありませんから、ハイペースで動画を出し続けていくことが大事です。
メリット4.分析→反省→改善をしやすくなる
特にビジネス目的でユーチューバーとして活動する場合、「こういうタイプの動画は伸びる(or伸びない)」などの分析をし、日々ブラッシュアップしていくことが大事です。
いわゆる「PDCAサイクルを回す」ということですが、これも毎日投稿をするほうが早くサイクルを回すことができます。
メリット5.視聴者の「他の動画も観る」という動きを維持しやすくなる
動画の本数が多いほど、視聴者の「別の動画も観よう」という動きを維持しやすくなります。「おすすめ動画にもこのチャンネルの動画が並び……、YouTubeのトップページにもたくさん並び……」となれば、どんどん動画を再生してくれるかもしれません。
メリット6.「毎日の習慣」になりやすい
一例として、「毎日夜7時に投稿する」と決めておけば(毎日投稿でなくても時間は決めましょう)、それが視聴者にとっての毎日の習慣になりやすくなります。別のもので例えるなら「毎日NHKの朝ドラを観る心理」ですね。これは毎日投稿だからこそ生まれやすいメリットであり、「2日に1本」だとすでに厳しく、「3日に1本以下」では、この利点はあまり得られなくなります。
「視聴が習慣化した視聴者」が多ければ、動画の内容やクオリティに限らず、一定の再生数は望めるようになります(だからといって手を抜いていいわけではありませんが)。
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YouTubeを毎日投稿するデメリット3選
デメリット1.労力が非常に大きく、手抜きになっていく可能性が高い
言うまでもありませんが毎日投稿をするとなると、労力が非常に大きくなります。そして毎日投稿に固執することで、
・編集の質が下がる
・企画の質が下がる
・疲れて顔色が悪くなる(顔出し系ユーチューバーの場合は意外と痛手です)
などの状態になるかもしれません。そうなってしまえば最終的に「雑に毎日投稿しているよく分からない人」「お金目的で無理矢理動画を出している人」などと思われて、視聴者が去っていくことでしょう。
デメリット2.視聴者の反応を参考にするのが遅くなる(溜め撮りの場合)
毎日投稿をしているユーチューバーの中には10本レベルの溜め撮りをしている人もいます。
すると視聴者の反応を参考にできる(例:低評価が多すぎるので動画の方針を修正するなど)のが遅くなってしまいます。特にシリーズものの動画を投稿する場合、「視聴者からの反応が悪い。でもせっかく労力を注いで撮影したのだから全部投稿しないと……」という板挟みの状態になるかもしれません。
それまで順調に運営できていたYouTubeチャンネルでも、目安として5本以上「視聴者的にダメな動画」が続くと、元通りに回復させるまで数か月かかってもおかしくありません。そして10本以上ダメな動画が続くと、再起不能レベルにまで「再生回数」「チャンネル登録者数の伸び」が悪くなってしまってもおかしくありません。
デメリット3.分析・反省の時間を取りにくくなる
溜め撮りはしないとしても毎日投稿をしていると、分析・反省の時間を取りにくくなります。趣味で投稿しているのであればそれでも構いませんが、ビジネス目的の場合、「なんとなくの感覚」だけで動画内容を決めるのは絶対にNGです。
YouTubeの毎日投稿を無理なく楽しめるならベスト
結論は、大切なのはより「動画の質を保てる投稿ペース」。
・毎日投稿するのが理想
・ただし動画の質が落ちては意味がない
そのため「動画の質を保ちつつ投稿できる最速のペース」で動画を出すことをおすすめします。ただ、視聴者に忘れられないようにするためにもはじめのうちは最低でも週2本以上、収益化が済んでからも週1本は投稿しましょう。