YouTubeの動画タイトルのすぐ下に出るテキストのことを「動画概要欄(概要欄)」と言います。この部分にあまり気を遣ってないユーチューバーも多いですが、あまりにももったいないです。動画概要欄を作りこむことで、
・視聴者にとって分かりやすくなる
・YouTubeのアルゴリズム的にも有利になる
からです。そこでここでは、動画概要欄の書き方のコツを6つ紹介します。
*記事を書いた人:2年で登録者20万人の現役ユーチューバー
YouTubeの概要欄の書き方コツ6選
1.最初の3行だけで動画・チャンネルの内容が分かるようにする
動画の再生ページにアクセスした段階では動画概要欄の最初の3行しか表示されません。ですからその3行だけで動画・チャンネルの内容がある程度分かるようにしましょう。(3行で説明し切れない場合は「動画内容の紹介」を優先します)
「こんにちは!」などのあいさつは4行目以降に入れましょう(入れなくても構いません)。ちなみに「もっと見る」をクリックすると4行目以降が表示されます。
2.キーワードを含める
概要欄の3~4行目までに「動画に関するキーワード」を入れましょう。例えば筋トレ系の動画なのであれば、「筋トレ」という単語を3~4回ほど含めます(それ以上入れると不自然になるので厳禁です)。
また、キーワードの種類は1個だけにしておきましょう。複数入れるとそれぞれのキーワードのSEO効果が下がると言われています。そして念のため「無意識に同じ単語を何度も使ってしまわないようにする」ことも心がけましょう。
例えば、「自宅でできる筋トレ」という動画で、「筋トレ」を本来のキーワードにしたいにもかかわらず、いつの間にか「自宅」という言葉を繰り返し使ってしまうなどのことはあり得ます。
3.タイムスタンプを入れる
「動画の目次」のようなものであり、視聴者が観たい部分まで動画をピンポイントでスキップできる機能です。タイムスタンプ機能を有効にする方法・注意点は以下の通りです。
・最初を「0:00」にする
・タイムスタンプは全て半角
・時間(1:23など)とチャプター名の間に半角を入れる
・1つのチャプターは最低10秒
・3つ以上のチャプターが必要
タイムスタンプがあると視聴者が動画から離脱しにくくなりますし、「全部は観たくないけれど、この情報だけ知りたい」などのニーズにも応えやすくなります。
さらにGoogleの検索結果ページにおいて、動画内のチャプターが表示される可能性もあります。
例えば「動画 チャプター」で検索してみてください。すると検索結果ページに「動画リンク」と、「この動画には○件の重要なシーンがあります」というテキストが出ます。後者をクリックするとタイムスタンプが開き、そこから動画を再生することができます。
4.「説明文+URL」を載せる
例えば、チャンネル登録はこちらから! http~というふうに「説明文+URL」を載せましょう。たまにURLしか書いていないチャンネルもありますが、それではどのページに飛ぶのか全く分かりません。
また、「チャンネル登録はこちらから!」であれば分かりやすいですが、「筋トレ系記事(note)http~」だけだと意味不明ですから、「文章で読みたい方私のnoteでは筋トレの解説をしています! ご覧になりたい方はこちら のhttp~」などとしましょう。
とにかく「何も知らない状態の人が見ても、URLからどこに飛ぶか分かる」ようにするのがポイントです。
5.ハッシュタグをつける
動画概要欄で「ハッシュタグ(#)」を使うと、ユーザーがそれを頼りに動画を見つけることが可能となります。
同じ分野の人気動画のハッシュタグをリサーチして、真似することをおすすめします。ちなみにハッシュタグは2~4個にしておくことを推奨します。(15個以上つけると全てのハッシュタグが無効になってしまいます)
6.クレジット表記をする
動画内で他人が権利を持っている楽曲を使う場合、概要欄にきちんとクレジット表記をする必要があります。慣れるまではこの記載をするのは面倒かもしれません。
ですから、「YouTubeオーディオライブラリー」などから権利フリーの音楽をダウンロードして使うことをおすすめします。
*こちらも人気:1再生いくら?人気ユーチューバーが本音で解説
人気ユーチューバーの動画概要欄を参考にするのが一番
「動画概要欄の構成」については人気ユーチューバーのものを参考にするのが一番です。
特に「ビジネス目的で淡々と動画投稿をしているチャンネル」を参考にすることをおすすめします(少しでも収益性を上げるために概要欄を作りこんでいる可能性が高いため)。
また、概要欄の「構成」は丸ごと真似してしまって構いません。「概要欄の文章」にはあなたの個性やオリジナリティが出るはずであり、パクリにはならないからです。