「ラッコキーワード」はいわゆるサジェストキーワードなどを探すときに便利なツールです。
今回はyoutubeの運営において、ユーチューバーがこのラッコキーワードを使うときのポイントを7つ紹介していきます。
*記事を書いた人:わずか2年で登録者20万人の現役ユーチューバー
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ユーチューバーが「ラッコキーワード」を使うときの7つのポイント
1.無料登録は必須
登録(無料)しないと1日5回までしか利用できません。必ず登録して1日50回まで使えるようにしましょう。メールアドレスだけで登録できますよ。
2.サジェストキーワードはyoutubeのものを見る
ラッコキーワード内の検索窓にキーワードを入れてクリックするだけで、サジェストキーワードを見ることができます。
ただ、デフォルトで表示されるのは「グーグル検索のサジェストキーワード」ですから、必ず「ユーチューバー内のサジェストキーワード」に切り換えましょう。
3.必要に応じてキーワードを掘り下げる
例えば、ラッコキーワード内で「オレンジ」と検索し、「オレンジブック 棚」というサジェストキーワードが出てきたとします。
このとき「オレンジブック 棚」をクリックすると、「オレンジブック 棚」のサジェストキーワードをさらに見ることができます。必要に応じて、このように「(サジェスト)キーワードの掘り下げ」もしていきましょう。
4.「Q&A確認機能」をヒントに人気動画を作成できるかもしれません
キーワードを入れて「Q&Aを見る」を選択すると、そのキーワードが含まれる「教えてGoo」と「ヤフー知恵袋」の質問を確認することができます。質問をクリックすれば、それに対する回答をチェックできます。
この機能で「人々のリアルな悩み」を知ることが可能であり、それに答える動画を作ることで再生数が伸びるかもしれません。(もしくは回答はしないとしても動画作りのヒントにする)
5.「ニュース/話題の記事を見る」はあまり役に立たない
「Q&Aを見る」と同じやり方でキーワードに関連する「ニュース/話題の記事」を見ることができます。
ただ、youtubeでニュース系の動画を投稿する場合は「リアルタイム性」が命ですから、わざわざラッコキーワードで確認せず、SNSなどでチェックすることをおすすめします。そのほうがスムーズです。
ですが、「ニュースを伝える」という趣旨ではなく、「ニュースに対して独自の深い見解を述べる」という動画を作るのであれば、色々な記事を見ることでヒントを得られるかもしれません。
6.「グーグルトレンド」から戦略を立てられるかもしれません
ラッコキーワード内でキーワードを入れて「グーグルトレンドを見る」を選択すると、そのキーワードの検索ボリュームの推移を過去5年分・過去1年分確認できます。
ただ、そこまでさかのぼる必要はなく、ユーチューブ動画で扱うべきなのは基本的に「最近トレンドになっているキーワード」です。ですから、グラフの直近1~3か月くらいをチェックすることをおすすめします。
7.「見出し抽出」機能を使って、動画タイトルのヒントを得る
キーワードを入れて「見出し抽出」を選択すると、「そのキーワードを使った検索上位(20位まで)記事」の見出しを確認できます。もちろん「ネット記事」と「youtube動画タイトル」では雰囲気が違うかもしれませんが、大いに参考になることでしょう。
youtube運営にラッコキーワードの有料登録は不要
ラッコキーワードには有料プランもあり、登録すると以下のような機能が追加されます。
・グーグルキーワードプランナーの各種データをすぐ確認できる
・得られるサジェストキーワード数が多くなる(サジェストプラス)
・調査上限回数1日50回→月3000~50000回(コースによる)
・見出し抽出上限回数1日15回→月500~7500回(コースによる)
ブロガーの場合は有料プランに入ったほうがいいかもしれません。ですが、ユーチューバーは1日に何十回もラッコキーワードを使うことはないでしょうし、時期によっては「キーワード選定をしなくても、どんな動画を作るべきかがだいたい分かる」ということもあるでしょう。
そのため、とりあえず無料プランでも十分だと思います。無料プランで不満を感じ始めたときのみ、有料プランへの移行を検討しましょう。