メディアとは何か?広報担当者がメディア関係者の心を一瞬で掴むマジックワードがある
PR戦略とは
3分で分かる「PRの基本」
2020.09.10

メディアとは何か?広報担当者がメディア関係者の心を一瞬で掴むマジックワードがある

新人の広報担当者の中には、

・そんな簡単にメディア関係者に声をかけていいのか
・大企業の広報担当でないと相手にされないのではないか
・興味のないネタを持っていったら二度と関係を築けなくなるのではないか

などとメディア関係者を神聖視している人が少なくありません。

 

そもそもメディアとは?メディア関係者を神聖視する必要はありません

誤解を恐れずに言えば、「メディア関係者は、自分よりも遥かに立場が上の存在である」と感じているのです。

しかし、メディア関係者も常にネタを探しているので、実際のところは「持ちつ持たれつ」です。現に「ネタをどんどん提供する広報担当」ともなれば、むしろメディア関係者のほうから「最近、なんかネタないですかね……?」と、結構グイグイ頼ってくる可能性さえあります。

・礼儀正しくする。
・思いやりを持って接する。
・万が一怒らせたら誠心誠意謝罪する。

こういった常識を守るのであれば、ベンチャー企業の広報担当であってもグイグイいって構いません。

 

メディア関係者はどんな日々を送っているのか|3つの例

参考までにテレビ、新聞、雑誌関係者がどんな日々を送っているのか、その一例を紹介します。

◎1:テレビ

例えば、朝の情報番組であれば「平日の数時間、毎日視聴者が喜ぶ情報を届ける」という怒涛の毎日を送ります。
番組に関する責任の重い立場になればなるほど、日々多大なプレッシャーがかかることでしょう。

言うまでもなく、溢れるほどのネタを欲しています。

◎2:雑誌

ある雑誌編集部では、「毎回の編集会議にて、新しいネタを必ず最低5つ発表せよ」というノルマが課せられるようです。
ネタが出せなかったり、面白くないネタだったりするとたちまち評価が下がります。どの仕事でも言えることですが、最悪の場合クビになる可能性も……。

◎3:新聞

ほぼ毎日、「取材→夕方に会社に戻る→原稿を書く」という日々を送っています。
テレビ番組と同様、基本的にいつでもネタに飢えています。

いかがでしょうか。「メディア関係者と広報担当者は対等な立場である」という事がなんとなくお分かりいただけたのではないでしょうか。

良いネタさえあれば、積極的にアプローチすべきなのです。

 

メディア関係者のハートを鷲掴みにするマジックワードとは?

マジックワード。それは、ズバリ
「○○○○(記者名)さんの、番組(記事)をいつも楽しみに拝見しています」です。

※小さな差ですが、『いつも楽しく』より『いつも楽しみに』のほうが、より『記事が出るのを待っている!』という印象になるので良いと思います。

結局のところメディア関係者も「創作者」です。ですから、「あなたの創作物面白いですね!」と言われるのは非常に嬉しいのです。
「広報担当者」という特別な立場の人間に褒められれば、なおさら手応えを感じるはずです。

 

まとめ ただし本当に楽しみになる必要がある

ですが、「楽しみに拝見しています!」という言葉にウソがあってはいけません。相手はプロですから、「自分の創作物に関するウソ」は簡単に見抜きます。

ですからメディア関係者に会う前は、その人が作った記事を、最低でも「この人の記事には、こういう傾向があるな」と感じ取れるまでは読んでください。(できれば過去1年分は読む)

そうでないと「楽しく読んでいる」とは言えません。

率直に言って、「読めば読むほど、なんとなく嫌いになってくる」という事もあるかもしれません。しかし、「嫌い」という時点で執着が生まれたことは確かですから、「楽しみにしています!」という言葉がウソっぽくなる事はありません(微妙に禅問答のようですが)。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

①:東洋経済オンラインでの連載記事
②:ダイヤモンドオンラインでの連載記事
③:プレジデントでの連載記事
④:日本経済新聞での連載記事