コンテンツSEOとは?サイトとの連携でソーシャルメディアに拡散される仕組みを用意しましょう
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2020.07.06

コンテンツSEOとは?サイトとの連携でソーシャルメディアに拡散される仕組みを用意しましょう

すでにソーシャルメディアを利用している方ならわかると思いますが、人は自身が体験したことを共有したいときにソーシャルメディアを利用します。

「買ってよかった!」「おいしかった!」「とても面白い!」「感動して泣けた」など、自身が体験したことをほかの人にも体験してほしいために投稿するのです。サイトのコンテンツにおいても同じことが言えます。

マーケティングやPRに役立つ情報ばかりです。ぜひお楽しみに。

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コンテンツSEOのためのソーシャルボタンの設置

読んで「役立つ」「面白い」のようにほかの人にも知らせたいコンテンツを見つけたら、それをソーシャルメディアで共有したくなります。

その際に、コンテンツのページにソーシャルボタンを設置しておくと、情報の共有がスムーズになります。

■ソーシャルボタンは適切な位置に設置する

ソーシャルボタンを設置しておくことで、ページのURLをコピーした上で別の画面でソーシャルメディアの投稿画面を表示して、URLをペーストして…といった面倒がなく、すぐにページのURLにメッセージを添えて共有することができます。

では、このボタンはどこに設置すべきでしょうか?

ひとつは、訪問者が探す必要のないわかりやすい場所に設置することです。ファーストページビュー内にあるとわかりやすいでしょう。また、コンテンツを読んで「体験で心が動いた」タイミングに押しやすいのはページ下部でしょう。ソーシャルボタンは各ソーシャルメディアサイトに設置方法が記載されているので参考にしてみてください。

●タイムラインに表示する内容を決めるOGP設定

FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアで、ページのリンクを投稿すると、ページのタイトルや説明文、掲載している画像が抜粋されて表示されます。

ここで表示される内容を意図的にコントロールするための設定がOGP(Open Graph Protocol)です。Facebookでは「いいね」やシェアボタンがクリックされたときに、タイトルや画像、説明文が表示されます。この内容はソーシャルボタンがクリックされたときにFacebookのプログラムがページの内容を確認することで決定されます。

OGPを設定していないと、Facebookのプログラムが自動でページ内容から抜粋して表示するため、コンテンツ内容に関係ない画像が表示されたり、ページタイトルがそのまま使用されたりと、拡散されにくい投稿になってしまいかねません。

 

コンテンツSEOはソーシャルメディアと検索結果でタイトルを変える

検索エンジンの検索結果に表示されるタイトルと、ソーシャルメディア上に表示されるタイトルでは役割が異なります。

例として、ソーシャルメディアでの投稿時は、「最新版リライト更新!AMPページをGoogleアナリティクスで計測するベストプラクティス(2020.6)」と表示しています。これをタイムライン上で見たユーザーは、どんな最新情報が掲載されているのだろうと気になることでしょう。

しかし、検索エンジンで「Googleアナリティクス AMP」と検索した人は、GoogleアナリティクスでAMPページを計測する方法を知りたいという明確な目的があったと考えられます。検索結果では「AMPページをGoogleアナリティクスで計測するベストプラクティス(2020.6更新版)」と表示するのがいいでしょう。同じコンテンツでも、検索エンジンとソーシャルメディアで表現を変更したいときにOGPを活用できます。

 

まとめ コンテンツSEOとソーシャルメディアの連携でサイト訪問者を増やしましょう

ソーシャルメディア向けにサイトで用意すべきコンテンツが決まったら、サイト内にページを用意していきます。

そこでサイト側で用意しておきたいのが、ソーシャルメディアでページの情報を共有してもらうためのソーシャルボタンです。また、コンテンツが表示されたときにページのリンクがソーシャルメディア上に表示されますが、「OGP」の設定によりどのように表示されるかが決められます。Facebookなどでの表示内容を工夫してサイトの訪問者を増やしましょう。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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