サイトのページ表示速度はどうして大切なの?チェック方法と対策の仕方を解説
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2020.08.12

サイトのページ表示速度はどうして大切なの?チェック方法と対策の仕方を解説

ここでは、WEBサイトの評価を高める一番大切な方法について学んでいきたいと思います。それは、ページの表示速度です。

重いデータや膨大なデザインを詰め込むばかりに、広報やマーケティング担当者が見落としがちなのがページの表示速度です。しかし、もっとも表示速度には気を付けなくてはなりません。今回はこのあたりついて、学んでいきたいと思います。

 

表示速度はユーザビリティとSEOの両面で重要

皆さんは閲覧したいページにアクセスしたとき、いつまでたっても表示されない場合にどんなイメージを持つでしょうか。

多くの人は表示されるまでの間にサイトから離脱してしまうと考えられます。Googleはユーザー体験の優れたページを高く評価するために、検索結果の順位を決めるランキングアルゴリズムの中に表示速度を組み込んでいます。

■Googleアップデートで表示速度が非常に大切になりました

2018年7月からはデスクトップ向けのページだけでなく、モバイル向けのページに関しても表示速度がランキング評価の対象となるようになります。

表示速度が遅すぎるページが対象となり、対象のページは検索結果における掲載順位にマイナスの影響があります。現在、すでに表示速度が速いページがさらに表示速度を速くしても掲載順位に影響はありません。

■表示速度の対策をページ単位の改善を行う

SEO施策において気を付けなくてはならないのは、サイト全体ではなく各ページにおける表示速度です。

ランキングアルゴリズムで対象となる表示速度の指標はページ単位となるためです。表示速度を改善する場合、多くのページに関係するテンプレートから手をるけるべきです。

例えば以前解説したリスト一覧ページや詳細ページは、サイト内に多くのページが存在しますが、テンプレートとしてはひとつです。ひとつのテンプレートを改善することで多くのページの表示速度を改善できます。

また、ビジネス貢献度の高いページや改善の影響力の大きいページを見つけて改善していくことも重要です。

 

SEO対策におけるページの表示速度の確認方法

表示速度を確認するために、Googleはいくつかの確認ツールを用意しています。

「PageSpeed Insights」は誰でも利用可能で、運用、管理しているサイト以外のページでもページスピードを確認できるツールです。検証結果には表示速度のスコアリングと同時に、どのように改善すればいいかが「最適化についての提案」として表示されます。表示された改善案をもとに改善策を検討しましょう。

※チェックサイトはこちら:PageSpeed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja

 

まとめ ページ速度の高いサイトは訪問者のユーザビリティを向上

ここで学んだ内容は、どこでも必要になりますが見落としがちな上級編です。

優れたユーザー体験を提供する技術のひとつとして、訪問者がページを表示する際の速度が挙げられます。表示速度はSEO要件として決して無視できないため、その確認方法から改善までのサイクルをしっかりと学んでいきましょう。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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