ヤフートピックスはなぜ13文字なのか?インパクトのある短いタイトルでバズとPR連鎖を狙え
コラム
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2023.02.27

ヤフートピックスはなぜ13文字なのか?インパクトのある短いタイトルでバズとPR連鎖を狙え

Yahoo!トピックスという言葉をご存じですか? カタカナにすると、「ヤフートピックス」。簡略化した通称は「ヤフトピ」です。
主には日本最大の情報ポータルサイトであるYahoo!のニュースコンテンツとそのタイトルを指します。

今回は、日本を代表するメディアであるヤフトピから、な読者層に注目されるためのテクニックの一つ、短く伝えるコツをテーマにお届けます。また、ヤフートピックスから学ぶ効果的なタイトル作成についても考えてみたいと思います。

事例として、”何故、Yahoo!ニュースの見出しは13文字なのか?”を取り上げてみました。このコラムも、なるべく短い文章でまとめていきます。

■ちなみに、このコラムはこんな人に役に立ちます!

  1.  ヤフートピックスのようにとにかく短く、効果的に伝えたい
  2. Yahoo!ニュースの見出しは、何故「13文字」なのか?知りたい
  3. インパクトのある文章で消費者の行動を起こしたい

 

ヤフートピックスの見出しは、何故「13文字」なのか?

1.何故13文字だと良いの?

主な理由は以下の通りです。

2008年、Yahoo! トップページリニューアルに伴い、半角スペース0.5文字を含む最大13.5文字になった。
短い見出しを作成した結果、13文字前後がユーザーに記事を読んでもらえるかが大きく左右されることがわかった。

こうした理由から、ヤフートピックスは短くなりました。また、数多くのルールやテクニックが存在。
「漢字、平仮名ばかりが連続しない」
「同じ単語、助詞を繰り返さない」
「”!”を使わない(記号自体に意味がない)」等が代表的なものです。

2.新聞とYahoo!ニューストピックスの見出し作りで異なるポイント

新聞は記事中にない言葉を使って、その記事を端的に言い表す見出し作りが必要です。
いっぽうで、Yahoo!ニュースは基本的には記事本文中の表現を使います(内容を捻じ曲げないため)。

3.大勢の興味をひきつけやすいテクニック

ヤフートピックスには以下のようなルールがあります。

1:「なぜ」「理由」「訳」等のワード記載
記事中に「なぜ」や「理由」の答えが明示されているか、内容に納得感や意外性があるかを判断して使う。

2:読み手の感情を揺さぶるワード 激怒・珍事・批判殺到などを頻繁に使う
釣り見出し」にならないよう記事中にワードがある場合のみ使う。突出してPVが伸びている記事は、見出し修正する場合もあります。

3:ニュースへの反応(場内あ然・まさか・衝撃)
身近さを感じる単語×ユーザーから距離のある非日常的な単語の掛け合わせ、すなわち「言葉の距離」が、意外性生むケースもあります。

 

このようにYahoo!ニュースへの波及を狙うなら、上記のルール、テクニックを意識し、作成すべきだと思います。

注目されやすいトピック例として、「〇〇と言えば、株式会社〇〇」と誰もが真っ先にイメージする企業が、これまでと全く異なる次元の、異業種のビジネスをスタートした等、意外性のあるネタが挙げられます。さらにそのネタが、例えば「地方創生」等、社会貢献に関連し、かつ公共性の高いトピックであるとなお良いと思います。

 

ヤフートピックスから考える、頭が良い人ほど言葉が短いのはなぜか

頭が良い人は短くものごとを話します。たとえば、マツコ・デラックスさんが話す内容が印象深いのは要点を短く話すからだといわれています。

人の話がわかりにくい場合は、だいたい話がやたらと長いことがほとんど。話してる本人も、言いたいことがよくまとまっていないわけです。これは「長く話した方がわかりやすい」というのは誤解からきているもの。じつは端的に話した方が、人は理解しやすいのです。

そして、この理論は私たちが文章や書くときや、PRでリリースやキャッチコピーを創出するときにも使えます。どう短く、インパクトを与えて、記憶に残して消費者の行動変容を起こすか。重要なテーマですよね。ぜひ皆さんも参考にしてみてください、

 

まとめ ヤフートピックスを参考に、短くまとめて消費者の行動を起こせ

短い方が記憶に残る。そして、Yahoo!ニュースにも取り上げてもらいやすくなります。
リリース成功可否のカギは、短いタイトルにあり、だと思いますよ!


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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