知っておきたい! Facebook活用法【第1回】
コラム
WEB×PR
2013.11.26

知っておきたい! Facebook活用法【第1回】

全世界での利用者数が8億人を超える世界最大のソーシャルネットワーク、Facebook。

今回のコラムではまず、そのFacebookに関する基礎知識と基本的な機能からご紹介いたします。

Facebookの特徴1:実名登録制である

ユーザーはアカウントを実名で登録し、個人情報も入力しなければなりません。
また、自身の顔写真を登録することが推奨されています。
(登録された顔写真はプロフィールページなどで表示されます)

実名や個人情報を明かすことは少々抵抗があるかもしれませんが、
Facebookがこれらを義務付けているのは、自サービスを
“実際の知り合いや同僚、家族とオンライン上でもつながり、
関係を深めるためのサービス”としているためです。

とは言え、偽名でも一応は登録が出来ますし
個人情報の入力がごく最低限であっても問題はありません。
顔写真を登録しなくても利用は出来ます。

ただし、本当にビジネスでFacebookを活用したいのであれば
自身の情報を開示するべきでしょう。

Facebookの特徴2:「いいね!」ボタンなど、簡単に情報を共有できる機能がある

もっとも有名で強力なFacebookの機能がこの「いいね!」ボタンです。

自身のFacebookアカウントにはこれまで押してきた「いいね!」ボタンが記録され、
友人ともその情報が共有できるようになっています。
友人がどんなコンテンツに興味を持ち「いいね!」を押しているのかが分かるため、
ユーザーの友達からその友達へと情報が波及していく効果があります。

また、「いいね!」ボタンはFacebook外のWebサイトなどにも設置できます。
Facebook上での波及効果を狙い、2011年4月時点で250万以上のサイトが導入しているそうです。

さらに、後述のFacebookページに設置された「いいね!」ボタンをクリックすると、
そのページの「ファン」となることができ、該当ページの更新情報などが自身のページ表示されるようになります。
中には「いいね!」ボタンを押さないとコンテンツが見れない、というようなページも存在します。

Facebookの特徴3:公式コミュニティ、Facebookページを作成できる

Facebookページとは企業や著名人などが運営する、Facebook上の公式コミュニティのことです。
自由度が高いためカスタマイズしやすく、ファン参加型の企画をおこなったり、自社メディアとの連携をとったり、
各社さまざまな企画・運営を行なっています。

情報発信だけでなく顧客とのコミュニケーション、販売促進やブランディングなどの点で優れていると言える
このFacebookページですが、驚くべきことに作成自体は無料で行なうことが出来ます。

ちなみ以前は、ファンページという名称でした。

上記の特徴、「いいね!」ボタンと「Facebookページ」は
PRの観点から見て非常に魅力的な機能です。

次回のコラムではこれらを上手く利用してPRを行なっている事例をご紹介したいと思います。

佐藤昇(WebからPRを考える・マーケティングストラテジスト)


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

①:東洋経済オンラインでの連載記事
②:ダイヤモンドオンラインでの連載記事
③:プレジデントでの連載記事
④:日本経済新聞での連載記事