029 コンタクトポイント
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100の打ち手
2014.02.12

029 コンタクトポイント

コンタクトポイントとは、テレビや雑誌・ラジオ・新聞の媒体、インターネットや携帯電話などのモバイル端末・イベントやキャンペーンなど、顧客・消費者がブランドに接するあらゆる瞬間に焦点をあて、価値提供を行う戦略

広告のように企業側から発信される接点や、クチコミのように顧客から発信される接点も含まれます。

ITやインフラの進展により新たな顧客接点が生まれ、メディアを取り巻く環境も大きく変化しました

各コンタクトポイントで重要なことは「ブランドとして一貫性のある価値提供を行うこと」

では役割について考えてみたいと思います。

メディアを横断。顧客は仕掛けた通りに行動する

コンタクトポイントは4つに分類できます。

1.購買前コンタクトポイント

2.購買時コンタクトポイント

3.購買後コンタクトポイント

4.影響コンタクトポイント

それぞれのシーンを想像してみるとわかりますが、「①購入前」にはテレビで気になり、「②購入時」に百貨店にいき、「③購買後」にカスタマーセンターへ電話をして、「④影響」でSNSに書き込みをする。

これはほんの一例ですが、この行動範囲をみても多数のメディア・媒体を横断しているのがわかると思います。

それぞれの媒体に目的を持たせ、顧客・消費者に複数の道筋を用意しましょう。

消費者は「勝手に行動している」と感じても、実は企業側が「こう動いて欲しい」と仕掛けているのです。

顧客との関係性を深化させるためのメディア分析・プランニング力が試されます。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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