効果的な町おこしPR
コラム
経営戦略×PR
2018.01.30

効果的な町おこしPR

本日は佐賀県にPR事例から戦略を読み取ろうと思います。

ここ最近、県と民間のゲーム会社などがコラボする事例が増えてきておりますが、
佐賀県が皆様もご存知であろうカプコンの「ストリートファイター2」とコラボをいたしました。

内容的にはキャラクターを観光大使に任命し、ゲーム風の公式サイトを立上げ、1月下旬に東京・銀座にて
期間限定のアンテナショップを開くとのことです。

戦略の狙いとしましては、多くのファンを抱えるゲームを活用することで、観光客誘致数を上げることに
あります。

ちなみに、ここでクイズです。

観光大使に任命されたキャラクターはだれでしょうか~?



ジャジャン!

それは、、、「サガット」です!

サガット→「佐賀ット」に掛けているのですね。笑

HPにはトップページキャッチは「ストリートファイター佐賀」

あえて画素数を下げて作りこむことで約30年前のゲームを思い出させる戦略です。

佐賀県の山口知事もキャラに扮して登場し、佐賀ットに「佐賀をピーアールしてください」と依頼し、
佐賀ットが22日から一週間限定で設けるアンテナショップを告知する設定です。

すでにある程度の数がいるファン層を取り込むことで一気にバズを創出PR事例ですね。

手っ取り早く告知するためには、このようなタイアップ企画もPRで加速させることで
効果的な戦略になりますので参考にしてみてはいかがでしょうか。


執筆者・監修者
上岡正明
テレビコメンテーター・経済記者
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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