コラム
経営戦略×PR
2017.12.27

お米のPR事情

今年もクリスマスが終わり、年越しの年末ムードになってきましたね。

今日は『日本といえば、お米』ということでお米のPR事情について記載します。

今年登録申請されたブランド米は42銘柄もあり、過去最多だったようです。

競合が増える中、各産地で派手なPR合戦が繰り広げられています。

その中でも、宮城からの新ブランド「だて正夢」。
11月末ごろに伊達政宗の格好した人物が松屋銀座にてPRイベントを実施しました。

ゲストとして、サンドウィッチマンが登場し、
「今日はおにぎりなのにサンドウィッチマン」、「僕と同じダテをよろしく」など
文字がけしたギャクでWEBニュースの露出を多く獲得していました。

キャスティングのタイミングや重要性が露出獲得に大きく左右されることを
改めて感じましたね。

負けじと新潟県は今年度、「新之助」を発売するにあたって、生産や販売などに
2億4千万円を投じるようです。

広告戦略では、JR中央線では一車両の広告をすべて新之助で生める凄まじさです。

お米のカテゴリーでこれだけPR合戦を繰り広げることでこの事象が日経MJの一面にて特集されるなど
まとめ記事に繋がり、さらにメディア拡散され認知が広がっていく波及効果もありますね。

今日はそんなPR事例のご紹介でした。
皆さん良いお年を!

ラブ米~地方より愛をコメて~ ※2017年12月25日経Mjより


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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