企業PRについて思ったこと
コラム
経営戦略×PR
2017.05.01

企業PRについて思ったこと

今回は企業がPRを行う意味について考えてみました。

PRとは、パブリックリレーションの訳であり
生活者との関係構築を行う事を指します。

最近では、広告ではなくパブリシティ露出で取り上げられる事を目的に
企業が自ら資金を投資し、メディア受けの良い活動を行う事が盛んに行われています。

ではなぜ、企業はそこまでして広告ではなくパブリシティで取り上げられる事が必要なのでしょうか?
答えは、広告と記事の違いにあると私は考えます。
二つの露出を比べてみると
広告=企業からの情報発信
パブリシティ=生活者視点での情報発信
となります。

パブリティでも発信元は企業なのですが、
メディアによって生活者視点に変えられる為に消費者視点の情報発信になるのです。
言い換えれば、メディアは消費者を代表するオピニオンリーダーとも言えるでしょう。

企業がお金を投資して
メディアに取り上げれる活動(プロモーション方法をユニークにする等)を行うのは
そこに答えが隠されています。

生活者のオピニオンリーダー(メディア)に企業の情報を発進してもらう事により
生活者の中に世論や全体の意見を形成する事ができるのです。
そうして、流行りや話題感を作り出す事が可能なのです。
そこにPRを行う意味があるのだと思います。

広告だけで話題感や流行を作り出すのは、可能ではありますが難しいでしょう、
広告で企業の伝えたい事を伝え
PRで消費者の話題感と流行りを作り出す。
そのバランスが商品やサービスの売り上げ向上に繋がっていくのではないでしょうか?


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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